優れた報道をたたえるピュリツァー賞が発表されました。
最高の栄誉とされる公益部門では、17人が殺害された南部フロリダ州のパークランドでの
マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校銃乱射事件の背景や影響を追及した
地元紙「サウスフロリダ・サン・センティネル」が選ばれました。
事件前後の高校幹部や、地元捜査当局者らによる対応の不備が、事件につながった可能性がある報道したことが
評価されたのです。
この少年事件は、私もとても注目していました。この犯人のクルーズの成育歴や家族、環境など
とても興味深かったからです。
一つの事件には本当か嘘か、裏を取らなければならないことがたくさんあります。
サウスフロリダ・サン・センティネル紙の記者に敬意を表したいと思います。
実は昨年の5月上梓した「となりの少年少女A」(河出書房新社)の第八章でこの事件を取り上げたのですが、
もし、ご興味ある方は読んでみてください。