今日は、愛川欽也さんのパックインジャーナルでした。



3月14日のパックインジャーナルの内容です。


 


(1)ドイツのメルケル首相、安倍首相と会談、続いて記者会見


(2)原発関連死 1232人をどう見る


(3)安倍自民党大会 改憲スタート


【出演】小中陽太郎(作家)、二木啓孝(ジャーナリスト)、草薙厚子(ジャーナリスト)


 


テーマに入る前の司会の愛川欽也さんの戦中や戦後の話はとても刺激的で、小中陽太郎さんの NHKの相撲中継の話や二木啓孝さんのカメラマンさんの話はとても興味深いものでした。


私も地方のテレビ局にいた時、毎日カメラマンさんと一緒に取材に出かけていましたが、カメラマンさんのお仕事は先を読んで行動する仕事でもあり、頼ることが多かったことを思い出しました。


 


さて、一番目のテーマがメルケル首相の安倍首相と会談についてだったので、ドイツの通信社に勤めている友人のジャーナリストに取材しました。


ヨーロッパでは歴史の否定はありえないことや、市民運動の勝利によってドイツの原子力発電所が停止されることになったこと等、


一人一人が問題意識を持ち生活しているドイツということがわかりました。


日本のメディアはあまり多くはヨーロッパの話題を取り上げませんが、見習うべき国だと思います。


 


東京新聞の独自調査で、1年で184人も増え、1232人もの方が福島県で原発関連死をされているということです。


私も福島県の3箇所を取材したところ、事故から4年経つのにまだ除染されていいないところも多く、ようやく今月になって除染するという連絡があったという方もおられます。


また、昨日から汚染土の搬入がはじまりましたが、個々の家は庭にまだ汚染土が入った土管のようなものがあり、心休まらない状態だそうです。


 


さて、今日、7刷になりました「少年A 矯正2500日全記録」(文藝春秋)が家に届きました。


この本を書いた時、もうこのような悲惨な事件が起こらないようにと思い書いたのですが、昨年から現在まで、悲惨な事件は続いています。