名古屋高裁金沢支部で25年前の中学生殺害事件の再審を開始する決定があった。昨日は、どの報道番組も再審開始決定のニュースを分りやすく報道していた。一審は無罪判決だったが、二審では「内容の変遷や矛盾はささいな点でしか認められない」などとして逆転有罪となり、最高裁もこれを追認、確定したとのこと。その男性を冤罪にした警察官、検察官、裁判官は、今どのように思っているのか? 彼らは、贖罪の意識はあるのだろうか? ニュースを見る限り、一審の時の判事はコメントをしていたが、男性を有罪にした二審の判事のコメントはどこにも出てこない。無罪に役立つ不都合な証拠を隠して、誤った有罪判決を導かせた警察官、検察官は個人としても責任を負うような法改正が必要ではないか。


 


さらに、冤罪の防止策として検察や警察の手持ち証拠の全面開示を義務化すべきだ。取り調べの全面可視化と合わせ、早急に法改正が必要だ。


清水勉弁護士のブログも参考に



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