5月に入って、いよいよカナダのベストシーズンが始まりました。
あまりの良いお天気に誘われて、つい外へ出てしまいます。
気が付くと夜8時を過ぎていると言うのに子供たちも大人も
ホッケーを楽しんだり
椅子を持ち出してお茶を片手に本を読んだり、おしゃべりをしたり
ただボ~としたり… これが、カナダの魅力だな~と思うこの時期は同時に
夏休みの留学相談開始の時期でもあります。
出来れば、カナダの学期中に来ていただきたいところですが
唯一長期でお休みのできる夏休みを
利用されたいと考えられるのは当然のことで
どこへお入れしようかと、その度に悩みます。
語学学校のチャイルドプログラムもあるのですが…
出来ればカナディアンの中に入れて差し上げたい
モンテッソーリのサマープログラム
YMCAのサマープログラム
年齢的にも3歳からのプログラムがあるので、ベストなのですが
英語の容赦がありません…
物は考えようで、グラマーもストラクチャーも必要ですが
まずは英語のシャワーを浴びてみる事の方が
短期の場合、有効だ!
毎年この時期、悩んで出す結論です。
他の悩みと言えば、ホストファミリー!
みんなサマーホリデーのプランを6月にはもう決めているので
早く押さえないと間に合わないのです。
特に小さいお子様を連れられての親子留学はなかなか大変!
まあ、それでも何とか探しますが
航空券もそろそろ取りにくい状況ですので
なるべく早めに!と思うのですが…
親子留学でホームステイをする場合
あるいは留学してからカナディアンの友人が出来
交流を持つ場合
特に気を付けていただきたい点をひとつだけ…
カナディアンは容赦なく、それはダメ!
と、どの子にも注意します。
日本では他所のお子さんに、それは有る意味タブーですが
ここは日本では有りません。
“うちの子供にあんなに言わなくても!?”
“どうして日本人は子供を叱らないの?”
親子留学で私はこの間の立場で
どちらも解るだけに…う~なのです。
私にも当然身に覚えがありますが
でも息子はやめない。
“何度言ったら解るの!本当に!”
で終わってしまいます。
カナダではノ―と言われた事は
止めるまでしつこく言い続けなければいけないのです。
“躾“(discipline)が日本の親にはない
(しつこいようですが私も含めて)
これがカナディアンの日本だけではなく
アジアの親に対する評価です。
言いかえれば”甘やかす(spoiled) “
これをやらないとホームステイは大変です。
ああ、それと
ホストファミリーをベビーシッターにしてはいけません!!!
カナダでは11歳以下の子供には
スーパーバイザーが必ず必要です。
どこに行くにも
そうスーパーで子どもが一人で走り回っているなんて
カナディアンには理解しがたい事なのです
それは家の中でも、家の周りでも同じ事。
でも郷に入っては郷に従え!
日本は捨ててくる事!
日本食だけは捨てられない!
その場合はインスタントの日本食を持参する事!
“え~!食事付きなのに!?”
そうです。
ホストファミリーの味方ではありませんが
もちろん費用を払って滞在するわけですから
遠慮せず、出されたものはどんどんいただいて下さい。
一番大切な事は
“御金を払っているから”
ではなく
“感謝をする。”事。
そうすれば
ホストファミリーが生涯の友人になる可能性だってあるの です。
左の写真は
我が家のベースメントに住んでいただいている
親子留学のお母さんと
4月の終わりごろから
せっせと励んでいるガーデニングの様子です。
花を育てるには最適の気候のバンクーバー
苗を$2ほどで買い集め
スリフトストアでかわいいバスケットを買い集め
手作りの楽しさを満喫しています。
通りすがりのカナディアンから
”楽しませてくれてありがとう!”
とお礼を言われ
調子に乗って家の周り中、花だらけ!
初めはエージェントですが
外国でサバイブする仲間として
友人ファミリーになれる事が、一番嬉しい事!
感謝です。