TODAY'S
 
子どものIQ

 

 

 

IQが高いと抽象的な思考ができるって
本当ですか??

 

 

 

こんにちはおねがい

絵本未来創造機構の仲宗根敦子です。

 

 

IQという言葉から何を連想しますか?

ポジティブに感じる方も、

ネガティブに感じる方もいるかと思います。

 

 

今日は、IQについて

お伝えしてみたいと思います。

 

 

 

IQとは?

 

 

IQとは知能検査の結果を

数値で表したものです。

 

 

平均を100という数字にして、

その数字より高いか否かを確認します。

 

 

幼少期にIQ121以上になると

知覚、随意運動、思考、推理、

記憶など、脳の高次機能を司る

大脳新皮質が厚くなり、高いIQが

継続して育まれてく可能が高くなります。

 

 

では、IQが高い人は

何が優れているのでしょうか?

 

 

IQが高い人は

「抽象的な思考」が出来る人

とも言えます。

 

 

抽象思考とは物事を高い視点から

見ることができる思考のことです。

 

 

例えば、

サッカーをイメージしてみてください。

 

 

自分の視点だと、ちゃんと走れるか、

ボールを思った方向に蹴ることが

出来るか、などの思考になります。

 

 

一つ高い視点だと、

相手をドリブルで抜く時、

相手の動きを見極めて動くなど、

相手を中心とした思考をします。

 

 

さらにもう一つ高い視点から物事を見ると、

フィールド全体を上から見るような目を持ち、

どこにパスを出したら効果的なのかを俯瞰して、

チーム全体でゴールを決める思考をします。

 

 

次に算数に当てはめて考えてみます。

 

 

例えば、

 

A:かけ算を早く解くこと。

B:方程式を解くこと。

 

A/Bにおいて抽象度の高さを比べた場合、

Bの方が抽象度が高いといえます。

 

 

限られた範囲を何度も繰り返す勉強で、

基礎学力を定着させるには、

Aの力を養う勉強法が役に立ちますが、

この勉強法にとどまっているだけでは、

抽象度は上がりません。

 

 

抽象度を高く持つことは、

幼少期からでも絵本から学べます。

 

 

子どもは、みんな最初は

「自分が中心」で、

自己中心的な考えしかできません。

 

 

絵本から言葉を理解するようになり、

そして様々なストーリーから

他者の存在を認知し、

他者の気持ちや背景を思考することが

出来るようになります。

 

 

いつまでも「自分さえよければ」と

自己中心的な思考しかできなと、

学校などの社会生活においても人と

良いコミュニケーションを取ることができません。

 

 

子どもはみんな個性や才能を持っています。

 

 

それを活かすためには、

全体の中の個を俯瞰して見られる

抽象的な思考が大切になります。

 

 

このように、IQは、

EQ力が土台となって、

発揮されることが重要です。

 

 

人生を豊かにするために

IQもEQも必要な能力といえます。

 

 

絵本の読みきかせで、

スポンジのように吸収する子どもへ

よい教育環境を作ってみませんか?

 

 

まずはお休み前のこの絵本がお勧めです。

 

 

 今日のおすすめ絵本「ねるじかん」

 

絵本「ねるじかん」

鈴木 のりたけ (著)

 

 

ぜひ、お手に取ってみてくださいねウインク