それは家庭環境や、過去からくるものだと思っていた
特に弟のことが始まってからは、なぜ自分は周りのように幸せに平凡に生きられないのか
という答えのない問いを抱え、周りの平凡さ、悩みの無さそうな様子に対して妬み、特別さからくる一種の優越感のようなものに浸っていた
誰にも言えない悩みを抱えている私、を悲劇のヒロイン風に頭の中で描き出していた
でも今日思ったのは、私は自分の悩みを誰かに話して、拒絶されるのが怖くて、自分の殻に閉じこもることで安心していたのではないか。その殻の中でかわいそうな私を演出し自己満足に浸って、一人で傷をなめていたのではないか。
実際文章に起こしてみると売れない小説ばりにひどいけれども。
私の弟は、中学受験に失敗した後不登校になりました。不登校になった後は通信制の学校を転々としました。未成年だけど、酒もタバコもやります。見かねた母が怒ると、母にひどい言葉を投げかけ、侮辱し、暴力をふるいます。母は一時期鬱のようになってしまいました。
家の中で弟は王様でした。皆弟の顔色をうかがって生活をします。
ある日弟は私に酒を買ってこいと脅しました。買ってこないと殺すぞ、と。
私は酒を買いに行くふりをし、最小限の荷物をまとめて家を飛び出しました。その間父は自室にいて、何が起こっているかまったく気づきませんでした。
その日母と父は弟に話をしました。弟は暴れ、もともと育児にあまり向き合わなかった父は母を叱りました。「君が刺激するからいけないんだ!」
弟は母の首を締めました。
その日母は私一緒に家を出ました。
一週間叔母の家で居候生活をした後に、私と母は新しい家で新しい生活をスタートさせました。
ではもう何も悩みがないかと言うと、そうでもありません。弟の学校がある渋谷に、私の塾もあるので、渋谷を歩くときはどきどきします。ばったり、出くわしてしまわないかと。
似たような髪型や、背格好の男の人(沢山いる)を見ると心臓が胸を突き破るのではないか、ってぐらい速く鼓動します。じっとりとした嫌な汗をかきます。
。。。。
もともと自分を表現するのが苦手な私はもっとふさぎこみがちになったし、気難しくなった。
唯一の救いはすべてを聞いて、受け入れてくれる彼氏の存在。彼氏がいなかったら私はとっくに壊れていたのかもしれない。
彼もまた決して恵まれた家庭環境で育ったとは言えないから、私は安心して悩みを打ち明けることができた
この人なら、ひいたりしない。
彼氏との絆がどんどん強固で、ゆるぎないものになるにつれて、私は周囲の友達関係に何を求めたらいいのかわからなくなっていった。
誰かに話してしまいたい欲望に駆られたことはあるけど、就活の話だとか、部活の話だとかそんな話をしたり聞いてるとそんな欲望はしゅるしゅるとしぼんで消えた。
だって、あまりにも次元が違う。
恋バナだとか就活の悩みだとか、そんなたわいもない話をできる自分が不思議だった。自分は二重の世界にまたがって存在しているかのような錯覚を覚えた。
そして今では、私が友達に何を求めたらいいのかわからなくなるのと呼応して、友達も私と距離をとっていると感じるようになった。
その雰囲気が、私を不安にさせる。すごく自己中だとは思うけど。
![[みんな:01]](https://emoji.ameba.jp/img/user/na/namida-egao/5067.gif)
![[みんな:02]](https://emoji.ameba.jp/img/user/yu/yukinko-days/3836.gif)