シアターΧにて仲良しの佐野圭亮さん、そして3月の博品館劇場で御一緒する堀聡志さんご出演の「義弘と義久」観劇。



舞台でも映像でも本格派時代劇がどんどん減っている中、いわゆる小劇場の舞台で「これぞ時代劇!」という、耽美で荘厳で絢爛豪華な世界感。所作から声から立ち姿、すべてに惚れ惚れする素晴らしい作品でした!

時代劇とクラシック、ジャズの融合も実に素敵で、心に響きました。

最初は聞き取れなかった薩摩弁がどんどん聞こえてくるのが、まさに自分が物語に心奪われていく経過を感じてしみじみ。

佐野さんの役どころは、最近の佐野さんにはなかなか見られなかった血気盛んな熱い男。
ラストの死に際めちゃくちゃかっこよかった!ラストの一撃表現、鍛えあげられた演技感と鍛錬あってもの。見事の一言です!

御歳80歳という林与一さん、素晴らしかった~!
長谷川かずきさん、素敵だったなあ。私この方の声が大好きで、朗読劇も拝見しているんですが、今回も凛として美しくまた可愛らしく、とても素敵でした。
「こよし」役の女優さんもめちゃくちゃ良かったなあ。泣いたなあ。

大満足の観劇でした。



ああ良かったなあ。