昔、旦那が瀕死の小鳥を持って帰ってきました。
旦那の働くお店の脇で、羽を猫に噛まれてしまった、傷ついた小鳥が鳴いてて、ほおっておけなくて、小さいころ、こういう状態の小鳥を元気にして、野生に返した事があるとかどうとかで、小さなダンボールに入れて、持ってかえって来ました。鳥・・・超苦手ですが、始終 痛そうに泣いてる姿を見て、何とかしてあげたい!と二人でネットであれこれ調べて、一生懸命餌やったり、お水あげたり・・・翌朝見ると、ちょっと元気になってたの。すご~い。これは、元気になるな!それまで、ちゃんとした鳥かごでも買って来て、大事に育てよう~と頑張ってたのですが、翌日、買い物に行った間に亡くなってました。悲しかった・・・買い物に行く前は元気だったのに・・・・

コスタメサ アニマルコントロールに電話。

 <拾ってきた傷ついた小鳥が亡くなったんですけど、どこに持っていけばいいですか?>
アニマルコントロールの方 <大きさは?1パウンド 450グラム以下?>
 <はい、1パウンドは無いと思います。>
アニマルコントロールの方 <ゴミ箱に捨てちゃってください。>
私 <命ですよ!ゴミ箱は嫌です。公園とかに埋めていいですか?>
アニマルコントロールの方 <皆の憩いの場所なので、ダメです。とにかく、公共の場所には捨てないで下さい。>
  唖然・・・・<自分の家の庭に埋めても良いですか?>
アニマルコントロールの方 <勝手にどうぞ。>

???こんなもんなんだね。大きいと取りに来てくれたり、埋葬してくれるらしいのですが、小さいのはゴミ扱いだそうです。信じられない・・・


あまりに腹が立ったので、家の前の我が家の敷地内の芝生に埋めてお墓を作り・・・ぱっと見ると、散歩してた犬が掘り起こそうとしてるので、止めて・・・ 網戸を破って、網を大きめに切って、埋めた位置に張り、周りを釘で打ち、

<ここに小鳥が眠っています。おしっこしたり、掘り起こしたりしないでください。>

って張り紙を張った。次の日、娘がお庭にある小さな花をお供えしたいというので、お墓に行くと、既に同じような花が供えてあったよ。心の優しい人がいるんだね。



数年前、家のすぐそこの老人ホーム前で おじいさんが仰向けになって、手足をバタバタさせて倒れてらして、ぱっと横を見ると、芝刈りのおっちゃん2人が見て見ぬ振りをして作業してました。旦那が切れる・・・

旦那<おいおい、見てみぬ振りかよぉ~。信じられない。俺、行ってくる!>

私たちも、空港へと急いでたんだけど、人の命に代えられるものなんて、何もないし。心配そうに旦那を見守る・・旦那より2倍くらいでっかいおじいちゃまだったので、抱えるのもやっとこさっとこの旦那。一生懸命、老人ホームまで運んで行った・・・帰ってこない!やっと、帰ってきたと思ったら、少々怒り気味。

 <大丈夫だった?おじいちゃん、生きてる?>

旦那 <大丈夫だと思う。それどころか、老人ホームの人に、あんたこの人 車ではねちゃったの?って聞かれた。おじいちゃんも、話なんてできる状態じゃないし、でも一生懸命、俺が助けてくれたんだ、はねられたんじゃないって言おうとしてくれてた。元気になると良いね!>

と言いながら、空港へ。角を曲がったとき、救急車とすれ違ったから、この救急車で病院に運ばれるのかなぁ?と思いながら、運転してました。

さっき、そのおじいちゃんが、元気そうに歩いてるのを見て、すっごい幸せな気分になったわぁ。何度か見かけたけど、最近、全然見てなかったから心配してたの。


うちのチビ達、生まれてくる子も、パパに似て、心の優しい子に育って欲しいです。私に似たら、まじ、腹黒い子になりそうだけど・・・笑 

暖かくになってきたから、お散歩も楽しい季節です。私もダイエットがてら、お散歩でもしよ~っと。