昨年お亡くなりになった、
生活評論家の吉沢久子さんが、大好きでした。

90歳を過ぎてからは、
老後のご自分の生活を、ご自分をモデルに

『96歳、今日を喜ぶ。ひとりたのしむ』
『いきいき96歳』
『楽しく百歳、元気のコツ』など、

老後の生き方の本を、何冊か書かれてる。
超高齢化社会を、楽しく前向きに生きる、ご自分の姿を、
モデルとして書かれている。

これから、紹介する本は、彼女が97歳の時の本。


自分のままで暮らす
吉沢久子
あさ出版
1300円+ 税

彼女は、考え方に巾があり、
老後の暮らしも幸せも、百人いれば百通りと、
こうであらねばと、モデルを設定することはなく、。
1人、ひとりの思いを大切にする人だった。

自分の思いを実現するのは、
自分自身で学び、責任を持っていく、

そして、お金のことにもふれ、
高齢社会では「お金」を持つことが必要と、、。

誰しも老後の生活を考えると「不安」がある。
この不安から、逃れるには健康、
そして、金銭面を、
若いときから真剣に考えて、
手だてを取っておきなさい、と。

頼めば、子供たちも世話してくれると思うが、
その人たちに、お金の負担をかけてはいけない、

病院に入るにしろ、介護サービスを受けるにしろ、
まとまったお金はいる。
自分の老後のお金は、自分で準備をしておきなさい、と。

ご自身の体験からの言葉、
分かりました、やりますと
素直にうなずけつるのでした。