仲の良い友人と会いました。

高い志を持って仕事を頑張っています。

一定の成功も得ています。

しかし、その分周囲のやっかみもあるみたいです。

 

「〇〇が自分のことを悪く言っている」

「〇〇が裏切るとは思わなかった」

などなど、妬みやしょのみ、足引っ張りの類に悩むことも多々あるようです。

愚痴や弱音が出るのも無理からぬことです。

 

でも、そこは友人として、耳の痛いことも言わなければなりません。

「でもね、高い志を持っているんだから、周囲の雑音に気を取られていてはいかん」

「いわば、”象の首を狩ること”を目指している人間が、”アリが出た!”と騒いでいるようなもんだよ」

「”象の首を狩る”という大きな目標・本質に向かって突き進むことだよ。”アリが出た”と騒ぐ人ではなく、ともに象に立ち向かう人と一緒に」

という例え話を交えながら励ましました。

少しは伝わったかな?

 

折しも、いま宮崎大学の医学生が実習に来ています。

医学生が実習に来た時に色々な話をする中で、必ず私は「なぜ医師を目指すのか?」「どんな医師になりたいのか?」「そもそも、医師の目指すものは何だろうか?」という質問を投げかけるようにしています。

たいていの医学生は言葉に詰まり「そこまで深く考えることはしていなかった」と言います。

 

医師免許をもらう前に、実際に患者さんを受け持つ前に、「本質」について深く考えることは大切です。

 

自分は何のために医師になるのか?

どんな医師になりたいのか?

そもそも医師は、何のために存在しているのか?

 

これは医師に限らず、全ての職種に言えることでしょうが、「本質」こそが大切です。

逆に言うと「本質」さえしっかりと押さえていれば、あとはそこに向かっていけばいいだけ。

悩んだ時、迷った時にはそこに戻ればいいだけ。

細々したことは「手段」に過ぎない。

 

周囲の雑音や些末なことに惑わされがちな日常ですが、「本質」を見失わないように、自分自身を戒めながら日々を送りたいものです。

友人や医学生との会話で、改めて気づかされた一日でした。

 

医療法人あつきこころ 大貫診療所(外科・内科)

理事長・院長 榎本雄介

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