「徐福伝説」をご存知でしょうか?
時は今からおよそ2200年前の、紀元前210年。
秦の始皇帝の命を受けた「徐福」という人物が、不老不死の仙薬を求め、神仙の島「蓬莱島」を目指して船で日本にやってきた・・・という伝説です。
蓬莱島とは、古来日本の別称だったとのことで、日本各地に「徐福伝来の地」の伝説が残っているとのことです。
ここ延岡市も、「徐福伝説」が色濃く残る土地です。
中国から船で九州の地にたどり着いた徐福一行は、五ヶ瀬川を遡り、今の岡富小学校付近に上陸したとのこと。
その際に、船をくくりつけた岩が「徐福岩」として、当時は蓬莱山と言われた今山八幡宮の境内に、徐福の銅像とともに安置されています。
日本国内には、このようにして徐福がやってきたという伝承地が20か所以上あるそうです。
この徐福が辿ったルートを、手漕ぎボートで辿ろうというプロジェクトが、まさに今進行中です。
デンマーク人と中国人の海洋冒険家が、6月3日に中国浙江省舟山港を出港。
東シナ海を横断し、九州に辿り着いた後は、7月5日金曜日に延岡市に到着予定とのことです。
この日に、出迎えと歓迎セレモニーが行われ、岡富小学校で「こども・市民交流会」を開催。
翌7月6日には、延岡総合文化センターで「徐福伝承・国際シンポジウムin延岡」が開催されます。
2人の冒険家によるパネルトークや、歴史研究家や民俗学者の先生による基調講演の後、徐福伝説を次世代に語り継ぐにはどのような取り組みが必要か?というパネルディスカッションが行われる予定です。
そしてなんと!
このパネルディスカッションのパネラーとして、私も登壇します!
なぜ私が徐福のシンポジウムに呼ばれたのか・・・。
実は、私は徐福の末裔なのです。
・・・嘘です💦
はっきり言って徐福には素人なのですが、徐福伝説伝承会の役員の方から、「違った視点から意見を出してほしい」と言われて、パネラーをお引き受けすることになりました。
ま、一人ぐらい素人がいる方が、かえって議論が面白くなるかもしれません。
ということで、もしお時間とご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ「徐福伝承・国際シンポジウムin延岡」にお越しください。
7月6日(土)14時から延岡総合文化センターです!
医療法人あつきこころ 大貫診療所(外科・内科)
理事長・院長 榎本雄介
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