小4の三女が、

「学校で、あだ名禁止になった」

と言ってきました。

 

「あだ名・ニックネーム禁止」は、今に始まったことではなく、(残念だけど)もはやどうしようもないのかな・・・と思っていましたが・・・

 

娘は続けて、

「”〇〇ちゃん”も、”〇〇くん”も禁止になった。もちろん”呼び捨て”もダメ」

と言います。

 

「全員、”〇〇さん”に統一」

とのこと。

 

え・・・?

「ちゃん」も「くん」もダメとは・・・。

 

ただでさえコロナ禍の影響で、自由に互いの家を行き来して遊んだりする機会が奪われた子供たちです。

お互いにニックネームも呼び捨ても、ましてや”くん”も”ちゃん”も禁止されては、ますます”他人行儀”な関係になりませんか?

そういえば、「連絡網」も「住所録」も作成されない昨今。

同級生の自宅の場所も、電話番号も分からない。

クラス替えがあったら、関係はぜ~んぶ”リセット”!?

 

なんという無味乾燥。

なんという虚しさ。

これで「他人をおもいやる気持ち」を持った子供が醸成されるんでしょうかね?

 

時に傷つけ、時に傷つき、時に泣き、時に喧嘩し、そして思い切って謝って仲直りし、じゃれあって笑い転げ・・・。

そんなことを繰り返しながら、相手の痛みも思いやることが出来る、柔軟で強靭な精神が養われるんじゃないですかね?

 

ここまで書いて思い至ったのは、「コロナ対策と同じだな」ということです。

 

「コロナにかからないように」

「風邪をひかないように」

「熱が出たら即欠席」

という対策を続けた結果、「風邪をひく機会」すら与えてもらえなかった子供たちが、免疫力を高める機会も奪われ、「ちょっとした風邪」で重症化してしまうケースが増えているではないですか。

熱中症も同じですよ。

生まれた時からエアコンの効いた室内にばかりいれば、ちょっとした暑さで倒れる”ヤワな”子が育ってしまいます。

*ちなみに我が家のリビングにはエアコンないです。もちろん子供部屋にも。

*いつも近所の子供たちが来て駆け回っています。室内でもベランダでも庭先でも。

 

悪しき平等主義。

悪しきリスク回避主義。

教育現場も、クレームを恐れて保身に走りすぎているなと感じます。

 

「ちゃん付けを禁止すること」よりも、運動会でばんば踊りを復活させることが先決でしょうに・・・。

 

医療法人あつきこころ 大貫診療所(外科・内科)

理事長・院長 榎本雄介

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