先日引退した、元琴恵光の尾車親方を囲む会が開かれました。
後援会の、特にご縁のあったメンバー・・・ということでしたが、会場には延岡・日向の後援会役員をはじめ、支援してくださった方がズラリ。
後援会長のご挨拶の中で、「これから土俵上で活躍する姿が見られないのは残念だが、親方として第二第三の琴恵光を育ててほしい」という激励の言葉がありました。
そして、琴恵光関を相撲協会に残すため、佐渡ヶ嶽親方や協会の幹部が力を尽くしたということも紹介されました。
しかも、「尾車」という大名跡です。
いかに琴恵光関が信頼され、必要とされているかを物語るエピソードでした。
まさにお人柄だと思います。
乾杯の後は、賑やかに歓談。
尾車親方は、先日結婚式を挙げたばかりの奥様と一緒に会場を回り、気さくに支援者と言葉を交わしたり、写真を撮ったりしながら、一人一人にお土産を手渡していました。
奥様・・・いや「おかみさん」は、笑顔が可愛く素敵ながらも、落ち着きと気遣いのある素晴らしい方でした。
今回、私にも出番がありました。
「琴恵光引退記念相撲甚句」の披露です。
先日来、推敲に推敲を重ね、ようやく完成。
そして、あとは節回しの練習を密かに行ってきました。
子供たちから「うるさい！」と言われながら・・・。
琴恵光関の土俵人生を一言で表せば、「誠実」という言葉に行きつきました。
なので、タイトルを「誠実一路」とし、琴恵光関の土俵人生を人柄を織り込み、これからの活躍を願う内容にしました。
我ながら「傑作」が出来たと思います。
果たして結果は・・・。
一部をお聴きください↓
琴恵光引退記念甚句「誠実一路」
作：榎本雄介
ハーエー
（ハー ドスコイ ドスコイ）
誠実一路 琴恵光の土俵はヨー
（ハー ドスコイ ドスコイ）
ハー
延岡生まれの よか男で
柔道・相撲で 鍛え上げ (ホイ)
地元の期待を 背に受けて
十五で入門 佐渡ヶ嶽 (ホイ)
平成十九 春場所に
琴柏谷で 初土俵
祖父松惠山の 恵み受け (ホイ)
四股名も輝く 琴恵光
平成二十六 九州 (ホイ)
晴れて十両 土俵入り
藤色締め込み 大銀杏
平成三十 名古屋場所 (ホイ)
誓いを果たして 幕の内
小柄な体で 右四つの (ホイ)
正々堂々 四つ相撲
横綱三役 おびやかし
結びの一番 感無量 (ホイ)
勝ち越し花火に のぼり旗
市民に歓喜と 感動を (ホイ)
与え続けた 十七年
連続出場 一千と
四十三回 あっぱれと (ホイ)
慕われ惜しまれ 讃えられ
令和六年 夏皐月 (ホイ)
爽やか琴の 風受けて
感謝の涙で 引退の
これから親方 尾車の (ホイ)
前途は洋々 活躍を
あげて お祈り申します（ホイ）
誠実土俵はヨーホホイ 琴恵光ヨー
（ハー ドスコイ ドスコイ）
これからの、尾車親方のご活躍と、ご夫妻のお幸せをお祈りいたします。
いつの日か、両国国技館の真ん中で相撲甚句を唄えたら、いいなあ・・・。
今回は「延岡」国技館の真ん中だったけど(;^ω^)
医療法人あつきこころ 大貫診療所（外科・内科）
理事長・院長 榎本雄介
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