新しい電子カルテにも、ずいぶん慣れてきました。
今回の大きな変更点は、クラウド型になったこと。
そのため、院外から電子カルテへのアクセスがしやすくなりました。
訪問診療時や、夜間の緊急往診時など、患者さん宅からでも電子カルテを使って過去のデータ参照がサクサクできます。
あとは、自宅や当直先でも電子カルテにアクセスして作業が出来ます。
レセプトチェックなんかでも使えそう・・・。
今日も、午後に書ききれなかった分のカルテを、当直先の病院からアクセスして完成させました。
便利～！
でも・・・
便利になった分、「ず～～っと仕事しないといけない」💦
ある意味、忙しさが増しているような・・・。
思い起こせば、私が医師になったばかりの頃はまだ院内PHSはなく、医師を呼び出すときは、医局や病棟や医師控室や研究室などに次々電話を掛けていました。
「〇〇先生いますか～？」って。
時には「いませ～ん」と、居留守を使ったりして・・・(;^_^A
あと、トイレの中に逃げ込めば、とりあえず一息つくことは出来ました。
院内PHSが導入され、確実に医師を掴まえることが出来るようにはなりました。
その代わり「逃げ場」がなくなってしまいました。
例えトイレで用を足していても、容赦なく電話が掛かってきます。
便利は便利なんだけど、余裕はなくなったような気もしましたね。
ケータイもそう。
メールもそう。
ＬＩＮＥもそう。
常に誰かとつながり、相手の時間を奪わないようで奪っている。
「もしかしたら電話が掛かってくるかもしれない」と、お風呂に入っていても、サウナに入っていても、子供とプールで遊んでいても、心のどこかで引っかかっている。
完全に何者からも解放されている気がしない。
それが、便利さと引き換えに失ったものなのかもね。
と言いながら、結局は時間外にカルテチェックをするんだろうな・・・(-_-;)
仕事変態だから(;^ω^)
医療法人あつきこころ 大貫診療所（外科・内科）
理事長・院長 榎本雄介
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