コロナに関する公費支援が、来月末で終了となることが示されました。
ラゲブリオやゾコーバという抗コロナ薬や、入院治療費、ワクチン接種費などの公費支援が廃止され、原則「自費(保険診療内)」となるものです。
正直私は、「ようやくか…」という気持ちです。
これでやっと少しは正常化されるか…とね。
これまで、コロナ対策として投入された予算は、あの東日本大震災の復興予算10年分をはるかに凌ぐ規模です。
もちろん、それが有効に使用されたのなら、巨大予算の意義もあろうかと思います。
しかし、今になって、数多くの不正受給やカラ検査の事例が摘発されてきています。
そしてそれ以上に、医療界に注ぎ込まれた予算はとてつもないものでした。
コロナ患者を受け入れなくても、ベッドを確保しているだけで受け取ることが出来た補助金。
ワクチン接種のバイト代も、常識を超える金額でした。
発熱外来として手上げて補助金をもらいながら、実際にはキチンと診察しない医療機関も多数見受けられました。
抗コロナ薬も、はっきり言って過剰に処方されたと思っています。
ちなみに私は、ラゲブリオもゾコーバも、一度も処方したことはありません。
そんな高い薬を使わなくても、既存の薬で充分治癒すると考えたからです。
ワクチンだって、打っても打っても感染の波は収まりませんでしたよね?
当初は「2回打てば長期間免疫力が保持される」と宣伝されていたのに…。
今はもう7回目ですよ❗️
まだ打つの⁉️
でも国民が怒らないのは、それらが全て公費負担すなわち「タダ」だから。
自分の懐さえ痛まなければ、誰も文句を言いません。
でもそのツケは、子や孫の世代に回るだけなのです。
まさに「タダより高いものはない」
目先の感染対策。
目先の治療。
目先のワクチン。
に踊らされた、この4年間。
自己負担が求められるようになって、皆んなようやく目が覚めるでしょうかね。
「タダより高いものはない」
昔の人は、よく言ったものだ…。
医療法人あつきこころ 大貫診療所(外科・内科)
理事長・院長 榎本雄介
http://www.atsukikokoro.com