東京2日目。
朝から営業しているサウナを検索し、さっそく行ってみました。
ビルの9階ですが、立派な施設。
サウナもしっかり熱く、水風呂はキンキンに冷たく。
湯船も複数あり楽しめます。
と、サウナ内で比較的大きな揺れが💦
東京にいると必ずと言っていいほど遭遇する「地震」です!
サウナ室内のTVが「震度4」と速報していました。
サウナ室内のおじさまたちと「結構揺れましたね・・・」「裸で避難する時はどうしましょうかね」などと会話しながら、東京のサウナを堪能しました。
ゆっくりサウナを楽しんだ後は、両国国技館界隈を散策。
今日は初場所千秋楽です。
国技館に出入りする力士の出待ち入り待ちの人だかりが。
と、ちょうど取り組みを終えた琴恵光関が出てきました。
「延岡から来たよ!」
と声を掛け、写真にも気さくに応じてくれました。
今場所は膝のケガやインフルエンザで苦しい場所でした。
どうにか十両には残留できそうなので、来場所の奮起を期待したいところです。
夜は、先代東関親方のおかみさんと合流し、八角部屋で行われる千秋楽パーティーへ。
この場で、元東関部屋所属で、現在は八角部屋に移籍した「美登桜」の引退・断髪式が行われます。
美登桜は、長崎県五島出身。
もともとは中村部屋でしたが、師匠の定年による部屋の閉鎖に伴い、東関部屋に移籍。
以来、毎年12月には延岡合宿に参加してくれていました。
真面目で、実直な人柄。
稽古熱心で、高々と四股の足を上げる姿が綺麗でした。
最高位は幕下でしたが、ケガの影響もあり、今場所限りで引退することとなりました。
八角部屋の玄関で出迎えてくれた美登桜は、初の大銀杏姿。
本来は関取しか結えない大銀杏も、断髪の日だけは特別に結うことが許されます。
なかなか似合ってる!
稽古場の上り座敷で断髪式が始まりました。
これまで中村部屋・東関部屋時代から彼を支援してきた人や、ご親戚の方、部屋の若い衆、関取(北勝富士、北の若)、親方衆(元高見盛、元隠岐の海)、先代中村親方(元富士桜)、先々代東関親方(元高見山)などが、次々に鋏を入れます。
私も鋏を入れさせていただきました。
美登桜は、次第に込み上げてくる涙を堪えることが出来ず・・・。
こっちも思わずもらい泣き。
最後に、師匠である八角理事長(元横綱北勝海)によるご挨拶と止め鋏。
「彼は、さすが中村部屋、東関部屋で鍛えられてきただけあって、一番の稽古熱心でした。4人の師匠に可愛がられる人物でした。第二の人生でも頑張ってくれることと思います」との餞の言葉に続いて、いよいよ止め鋏。
現役生活16年間、頭に乗っていた髷が切り落とされました。
美登桜から、涙ながらの御礼の挨拶。
胸に去来するものが、たくさんあったことと思います。
土俵で学んだ辛抱と努力、身に付けた根性と体力で、これからの人生もきっと頑張ってくれることと思います。
↓整髪後の美登桜
断髪の後は、大広間で大宴会。
力士たちによるカラオケ。
八角理事長も上機嫌で歌っておられました。
二次会は、おかみさんと一緒に「高見会」と称する皆様と合流。
この会は、高見山さんの時代から東関部屋を応援して下さった皆様の集まりで、今でも定期的に集まっているとのこと。
みなさん、おかみさんとの再会をたいへん喜んでおられました。
そして、亡くなった先代東関親方を偲んでいました。
私は、落語家の「四代目 月の家圓鏡」師匠の隣に座り、色々と楽しく興味深いお話を聞かせていただきました。
落語会も、名跡を継ぐのは様々なしがらみや金銭面の問題も絡んで、なかなか大変そうです。
しかし、相撲界にしても落語界にしても、歴史と伝統の中で磨き上げられ、生き残ってきた文化芸能です。
多くの人が愛し、関わり、支援する、義理と人情の世界。
そんな「人々のエネルギーの集まる場」の象徴が国技館でもあります。
今日もたくさんのドラマ、人間模様に接し、エネルギーをいただきました。
やっぱりこれが「生きてる!」ってこと。
人生こうでなくっちゃね!
医療法人あつきこころ 大貫診療所(外科・内科)
理事長・院長 榎本雄介
http://www.atsukikokoro.com/
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「覚悟の瞬間」インタビュー動画:https://www.kakugo.tv/person/detklr5zb.html
風サウナ:http://kazesauna.jp/index.php
よかばん動画:https://www.youtube.com/watch?v=So8J05U43gY