仕事柄、たくさんの会合に出席します。
研修会や勉強会、講演会。
様々な事を決める会議、役員会等々…。
会合の中で必ず設定されるのが、「質疑応答タイム」。
これ、上手くいくときは盛り上がっていいけど、失敗するケースも多々ありますよね。
一番多いのは、質問者が何を質問したいのかよく分からないケース。
まあこれは、司会者がうまくフォローして「◯◯というご質問ですよね?」とまとめてくれると、何とか形になります。
でも困るのは、質問者が質問ではなく「自説の開陳」「独演会」になるケース。
マイクを握ったら最後、延々と自分の話や主張を述べるだけ。
年長者やベテランがこれをやると、周りは何も言えず、時間が過ぎ去るのをただ待つだけ…。
どんな拷問や…💦
いやいや…。
私達は、貴方の話を聞きに来ている訳ではないんですけど…。
こんな人は、周りが見えてないんですよね…。
今夜の会合も、まさにそんな感じ。
延々とご自身の想いを述べ続けて、質問の意図は全く分からず。
会の終了時刻を過ぎても話が終わらないものだから、見かねた司会者が「そろそろいいですか?」と言っても「まだまだ!」と言って発言は続き…。
で、結局何が訊きたかったのかよく分からず💦
結局、質問タイムはそれで終了になり、私が用意していた質問はお蔵入り。
あーあ。
せっかく私が、会の最後に相応しい、「ドッカーン!」といくような質問を用意していたのにな…。
そうです。
私は、会議全体の流れや雰囲気を見ながら、和ませたり、緊張感を与えたり、雰囲気を変えたり、会をまとめたり…と、意図的に質問を投げ掛けたり発言したりするようにしています。
この域に達するのは難しいでしょうけど…。
せめて、質問の意図は明確かつ簡潔にしてもらいたいものです。
想いが溢れるのは分かるけど…。
医療法人あつきこころ 大貫診療所(外科・内科)
理事長・院長 榎本雄介
http://www.atsukikokoro.com