一年納めの、大相撲九州場所が開催されています。
地元出身の琴恵光関に頑張ってもらいたいところです。
ですが、どうも盛り上がりません。
横綱は休場。
残る2人の大関も不振。
そして、出場した力士の相撲を見ても、引きやはたきにあっさりと土俵に這う淡白な相撲が目立ちます。
これでは、見る気も起らないのは仕方ないというものです。
客席が空席だらけなのも、うなづけますね。
やはり、手に汗を握る、攻防のある相撲が見たい。
どちらが勝つか分からない、緊迫した相撲が見たい。
どちらにも勝ってほしいと思えるような力士が出てきてほしい。
そして、「勝ってあっぱれ、負けて見事」と両者を讃えたくなるような、正々堂々とした取組を見たい。
こんなつまらない相撲ばかり見せられたら、さすがの私の相撲熱も冷めてしまうというものです。
相撲協会も、昨今はファンサービスに力を入れて、ファン層の底辺拡大に力を入れています。
それはそれでいいことだとは思いますが、やはり大切なのは「土俵の充実」
それは、取組の内容は当然のことながら、仕切りや塩まき、土俵入りや勝ち名乗りを受ける際の手刀といった所作も含みます。
力士も、親方も、行司も、呼出も、そして観客も、相撲に関わる皆が力を合わせて、この「様式美」を継承し、磨き上げていかなければならないと思います。
本当に相撲が大好きだから・・・。
医療法人あつきこころ 大貫診療所(外科・内科)
理事長・院長 榎本雄介
http://www.atsukikokoro.com/
Twitter:enomoto197489
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