理解しようとしても難しかったです
長引いてすいません
それでは今回は、「ディフューザーが何故ダウンフォースを発生させるか?」
これは流体空力学の分類なんですかね?
ベンチュリ効果、ベルヌーイの定理、クアンド効果など初めて聞く言葉の連続でした
まず、ディフューザーといえば整流板みたいな感じがありますが
実は整流することによってダウンフォースを得ているようなもので
レーシングカーのリアを見ればわかりますが
縦に板が付いているのも空気を綺麗に外に出すためなのです
この、空気を綺麗に吐き出すことが意外と重要なことなのです
では、ダウンフォースが発生する理由について話しましょう
まず、空気は車の上と下に、そして右に左にと
車にぶつかることによって流れていきますね?
もちろん、上に流れた空気はダウンフォースを発生させやすい形状にしてしまえば
簡単にダウンフォースが発生させることが出来ますが
下に流れた空気は、イメージしづらいですよね?
自分も最初は何故?と思ってましたけど
理論上発生させることが出来るということで
ちょいと難しくなります
まず、フロントに入った空気は、上に壁が出来るので圧縮されます。
このときに、ベンチュリ効果で流体の速度は上がります
そして、ベルヌーイの定理により、空気の移動速度が上がったので
車の下の気圧が下がっていきます。
そうすると、空位の圧が下がっていくので負圧になってダウンフォースが発生します
そして、排出されるのですが、このときに空気はクアンド効果(水が何かに触れているとそれに沿って落ちて行く現象)
によって、車に沿って排出されます。その時の空気の流れを綺麗に流すことが出来れば
空気抵抗が下がるので、うまくやれば1石2鳥です
逆に言えば、ディフューザーがいい車ほど速いということです
むかしのF1では、ディフューザーの形状が自由だったので、
「ディフューザーの形で車が速いかわかる」といわれたほど
それほどに、ディフューザーは重要な要素になるのです