リアタイ世代。
漫画完全版持ち、アニメ数回見てる、バスケ歴
数十年の現在ミニバスコーチが今日見た。
THE FIRST SLAM DUNK
"見る価値あり"は揺るぎない事実。
だが、手放しに名作とは言い難い作品。
と言うのが感想でしょうか。
まず、可能な限り客観的な感想。
◆悪い感想
・オープニングの曲がイマイチ
・試合中の音楽もイマイチ
・漫画でフォーカスした場面がサラっと流され
すぎる
・試合を圧縮し過ぎて試合内容が軽い。
・桜木のキャラが濃くやっぱ主役級になってる
まず、アニメもそうなんですけど、
映画の音ってかなり大事な要素だと思って
まして、これが少し残念なんです。
ドリブルの音、バッシュの音を強調したいんで
すかね、BGMが全体的に弱かった。もう少し
物的な音以外の音楽的要素を大事にして欲しか
った。エンディングはカッコ良いのに勿体無い。
漫画でフォーカスされた場面、
例えば、沢北・流川の1on1で、バスカンの
シーンなどサラッと流してる。尺の長さも
あると思いますけどね。
◆良い感想
・キャラのバスケフォームがリアル
・特にディフェンスの姿勢の描き方がGOOD
・山王選手含めてキャラは立ってる
・最後のセリフなしシーンGOOD
・エンディングの曲カッコ良い
個人的にTVアニメの最も完成度が低い部分は、
ディフェンスのフォームがチープなところ。
これ、経験者しか分からんかもですが、アニメ
は本当に酷かったんですけど、この映画は
ディフェンスもカッコよかった。
スポーツアニメの可能性を感じました。
最後の無音シーンは満足。
カッコ良いし躍動感あり。
この部分は名作の出来です。
そこからのエンディングの音楽は最高に、
カッコよかった。
トータル的にバスケ映画として完成度は高いと
思うんですけど、スラムダンクの山王戦を全部
魅力的に描けているのかと言われると、たぶん
そうはなってない。だから、微妙な判定の
口コミが多いのとちゃいますかと。
バスケを見ると言うアニメとしてこの描き方は
めちゃくちゃあり、ただ、もう少し試合中の強調
すべき部分のメリハリは欲しかったなと。
だから、私が思ってるのは、
これで井上雄彦センセは
全部出し切ったのだろうか?
でした。
問題の宮城リョータへのフォーカスですが、
私は多少無理矢理感は感じました。
山王戦の試合の合間に回想シーンが多々入り
ますが、試合が切れてしまうので試合の中の
キャラの持ち味がボケてしまってるかもと思
います。
もう少しリョータの回想シーンと試合はメリハリ
つけた方が良いと思いました。
終わってから、色々考えさせてくれる映画です。
山王戦は宮城のこれからのキッカケになった試合
と言う設定だったのかとか、これからの花道やその他のキャラを描くのか。なんで、宮城フォーカスだったのか。
そもそも、山王戦を描くなら、なぜ宮城フォーカ
にしたのか。なんかめちゃくちゃ考えました。
ただ、やはり井上雄彦と言う人はTVアニメに
本当に納得して無かったんだと言うのは良く
分かった、と言う解釈をしてます。
でも、この映画、私は私のような人ではなく、
是非子供に、見て欲しいなと思いました。
スポーツが、バスケが生きる力になると言う
メッセージにも見えるし、バスケのカッコ良い
部分もリアルに再現されてるし。
最後ネタバレですが、原作に、は無かった、
ゴリが宮城に掛け声を促すシーン。
めちゃくちゃ熱かった!
