みなさんジャンボです!
今日は、先日Amazon Primeビデオで視聴した「魔女と呼ばれた少女」を見て感じたことを書いていきます!
「魔女と呼ばれた少女」は、2012年のにカナダ人監督によって制作された映画です。
2012年のベルリン国際映画祭などでも上映され、主演のラシェル・ムワンザさんが女優賞を取るなど、高い評価を受けています。
(ちなみにムワンザさんはコンゴ民主共和国の首都キンシャサでストリートチルドレンとして生活していたそうです)
あらすじ
アフリカのとある国で、反政府軍に襲われた村から誘拐され、兵士にされた12歳の少女コモナの約3年間を描きます。コモナは、兵士として駆り出された戦闘中、「亡霊」に危険を教えられ命を拾った経験から、敵のいる場所がわかる「魔女」として反政府軍内で祭り上げられます。彼女は、その軍の中で出会った、アルビノの少年「マジシャン」(魔術師)に連れられて軍から逃亡し、彼に少しずつ心を寄せていき。。。
舞台は、コンゴ民主共和国内と言われていますが、この映画の中では特定の国の名前は出てきません。
ですが、ロケは実際にアフリカで行われており、リアルな街並みや人々の様子を垣間見ることができるのもこの映画の特徴です。
僕もケニアを思い出して懐かしくなりました。。。
この映画、目を背けたくなるシーンもかなり多いですが、特に象徴的なシーンがいくつかあります。
たとえば。。。
- 村から連れ去られる時に両親を殺すように命じられる。
- 薬物(木の樹液)を飲まされ、興奮状態で戦闘に駆り出される。
- 斥候として使われ、戦闘では真っ先に危険にさらされる。
- 軍内で過酷な労働をさせられる。
- 大人の慰みものになり、子供ができる。
- 銃への強い執着。
- 軍を抜けた後も悪夢で目が覚め、錯乱状態になる。
- 頼れる大人がおらず、ただ一人で出産をする。
などなど。
どのシーンからも、「子ども兵士」となってしまったコモナの、戦闘によるトラウマや、帰る場所がなくなってしまった孤独感が痛いほど伝わってきます。
ここで挙げたことは、実際に子ども兵士となった子供達が体験することとしてよく言われることばかりです。
特に、「両親を自分の手で殺させることによって帰る場所を奪うことにより、その組織で兵士となるしかない状況を作り出す」という現実は、受け止めるにはあまりにも重すぎます。
遠い国の話に聞こえてしまいますが、実際にこのような、これ以上の辛い思いをしている子供達が大勢いるのが現状です。
日本でおもちゃの銃で「バンバン!」と遊んでいる子どももいれば、本物の銃で親や友人、そして一般市民の命を奪うことを強要される子供達もいるのです。
正直、見ていてかなり辛いです。最後はほんの少しだけ救いがありますが。。。
(子ども兵士の闇だけではなく、人々の助け合いの姿も見れるところがこの映画の良さです)
僕たちにできることは?
実は、僕が国際支援に関心を持つきっかけとなった、中学校時代に演じた劇の中でも、少年兵(子ども兵士)を取り上げました。
それからずっと意識している問題ではありますが、
僕はこれまで、子ども兵士だった子供に実際に出会ったことはありません。
ですから、子ども兵士の実情については全て僕の想像の域を出ませんが、
国連や、様々なNGOが、少年兵だった子供達に対するケアを実施するなどの活動を続けています。
たとえばこちら。
- 子ども兵士については、World Visionのこちらのページがわかりやすかったのでぜひご覧ください。
- 認定NPO法人テラ・ルネッサンスでも、子ども兵士の社会復帰のために取り組みが行われています。(ウガンダ事業)
- 国連広報センターからも、子ども兵士について学ぶことができるビデオが用意してあります。
日本からでも、こういったNGO等に寄付することで、子ども兵士として苦しんでいる子供達のためにできることがあります。
とはいえ、大事なのは、まずは「知る」こと。
「子ども兵士」「少年兵」という言葉はどこかで聞いたことがある方も多いと思いますが、その実態についてはなかなか知る機会がないので、このような映画を入り口としてみるのもいいのでは。
コロナ禍で家にいる時間を使って、社会問題に映画で触れてみましょう!
それでは!

