秘密の恋愛

遊びに来てくれてありがとうございますo(^-^)o

敦司と咲希の出会いから・・・、実際にあった話です。

不倫の話ですので、気分を害された方はすみません。

誰かに聞いてほしいのに誰にも話せない。そんな思いを書いてます。

読んで、メッセージを頂けるとうれしいです☆


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第34話:腕枕

12月に入り、咲希がとても不機嫌な日があった。

心配した裕也は仕事が終わって家に帰ってからメールをした。

コーヒー飲みに来るか?

咲希は裕也の家に行った。

テレビを見たりいろんな話をした。

裕也がカクテルを作ってくれて咲希は一杯だけ飲んだ。

なかなか帰るタイミングがつかめず、1時もまわった頃に咲希は言った。

「そろそろ帰ろうかな?」

「まだアルコールぬけてないし、もうちょっとしてからの方がいいんちゃう?」

「大丈夫やと思うけど。一杯だけやし・・・。裕也さん眠くないの?」

「大丈夫やで」

咲希は帰りたかったわけではなく、裕也の反応がみたいだけだった。

それからまた、1時間以上話をしていたが2人ともだいぶ眠くなっていた。

咲希が寝そうになったとき、裕也は咲希をベッドにかかえ上げた。

そして毛布を掛けた。

「私下で寝るから、裕也さんベッドで寝て」

「いいよ、お客さんやねんから」

そう言って裕也は掛け布団一枚で横になった。

「寒くない?」

「うん、全然大丈夫。裕也さんは?」

咲希は申し訳ない気持ちで一杯だった。

「そしたら、もうちょっと向こう行って」

裕也は咲希の横に入って、2人に毛布と掛け布団を掛けた。

そのまま2人は寝た。

しばらくして、2人とも目が開いた。

「寒くない?」

「うん、大丈夫」

咲希がそう答えたとき、裕也の腕が咲希の頭の上にきた。

咲希が頭を上げると腕は首の下に。

腕枕をしてまた2人は眠った。

明るくなり始めたころ、咲希は起きて家に帰った。

裕也は休みを取っていたが、咲希は普通に仕事だった。

第33話:独占欲

若者の間で鍋をしようという話が出た。

場所の候補に一人暮らしである裕也の家も入っていた。

咲希は、たとえ自分と一緒でも他の女が裕也の家に入るのが嫌だった。

いつもと違ってあまり乗り気でない咲希に裕也は気付いていた。

そして、咲希は夜メールしてるときに思い切って伝えた。

癒しの場所がみんなの場所になるのが嫌やなぁと思って・・・

そういうことやったんやな

んじゃ、やっぱり別の場所の方がいいかな

ま、みんなが来ても、癒しの場所なのは変わらないよ♪


次の日、仕事場で話をして鍋は違う場所ですることになった。


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第32話:2人

裕也は咲希より先に帰ることが多かった。

そして、いつも『お先に~』というメールが入っていた。

そのあと、咲希は敦司と2人の時間を楽しんでいた。

裕也には自分のことを思っていてほしい、でも敦司が好き。

咲希の心境は2人の間で揺れ動いていた。


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第31話:誕生会

いつからか、裕也から咲希にほぼ毎日メールが入るようになっていた。

誕生日の次の休日、裕也が咲希に約束のご飯を作ってくれることになった。

昼はちょっと遠出をして外食。

咲希の車は裕也の家に置いて、裕也の車で。

帰りに裕也の家の近くのショッピングセンターで夕食の買い物をした。

咲希は堂々と2人で歩けるのがうれしかった。

敦司とは決してできないことだった。

裕也がご飯を作っている間、咲希はDVDを見ていた。

ご飯を食べて、2人はいろんな話をした。

もちろん敦司の話も。

咲希は、まだ裕也のことを探っている感じだったし、敦司の話をすることで一線を引いているつもりだった。

裕也がキャラメルシロップ入りのコーヒーを入れてくれて、咲希はそれがすごく気に入った。

「めっちゃいい匂い。癒されるわぁ。」

「ほんま?いつでも飲みにおいで。入れたげるから。」

そんな会話をしながら楽しい時間は過ぎていった。

1時半を回り、咲希は家に帰った。

家について裕也にメールをした。

無事家に着きました

今日はいろいろありがとう!

おかげで楽しい誕生日になったよ♪

無事ついて何より☆

また癒されにおいでね

じゃあ、おやすみ~

おやすみ~☆


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第30話:誕生日

咲希の25歳の誕生日は土曜日だった。

咲希は「会いたい」と言うことが出来ず聞いてみた。

「土曜日忙しいですか?」

「うん、忙しいなぁ。」

敦司は日帰りの出張だった。

もしかしたら帰ってきてから会えるかもしれない

とどうしても望みを捨てきれず、咲希は予定を入れずにいた。


当日、咲希は仕事場に用があってちょっとだけ行った。

友達から『おめでとう』と電話があって、咲希は車の中でしゃべっていた。

すると咲希の車の横に車が入ってきた。

敦司だった。

敦司は窓を開けて咲希の車の窓を叩いた。

咲希はまさか会えると思ってなかったのでビックリした。

しかし、すごく久しぶりの友達がわざわざかけてきてくれたということもあって、なかなか切ることができなかった。

咲希は『待って』と手で合図をしながら、会話を終わらせるようにもっていった。

敦司はせかすようにずっと窓を叩いていた。

咲希が電話を切って窓を開けると敦司が言った。

「おめでとう。」

「ありがとうございます。今から行くんですか?」

「うん。」

「気をつけて行ってきてくださいね。」

「ありがとう。」

そう言って敦司は去って行った。

咲希は敦司が誕生日を覚えてくれていたことがとてもうれしかった。

そして、当日に会えて『おめでとう』と言ってもらえたことにすごく幸せを感じていた。

結局、夜は何の連絡もなかった。


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第29話:約束

飲み会の途中で誕生日の話になった。

咲希の誕生日は一週間後。

「どうしよう~。またさみしい誕生日や(泣)」

咲希はみんなの前で嘆いていた。

土曜日なので敦司にも会えないだろう。

梨佳は申し訳なさそうに言った。

「ごめんな。私は実家帰っておらんから。

代わりに裕也さんがご飯作ってくれるらしいで(笑)」

「ほんま~?(笑)」

咲希は冗談で笑っていた。

裕也は一人暮らしで自炊している。

以前、一度料理の腕前を見せるためにご飯を作ってあげると咲希に言ったことがあり、梨佳もそのことを知っていた。

しかし、社交辞令で実際そんなことはないだろうと咲希は思っていた。


飲み会も終わって咲希は裕也に送ってもらった。

梨佳も一緒で咲希の方が先に降りた。

家についてから裕也から咲希にメールが来た。

おつかれさま

睡眠不足は肌によくないからゆっくり休みや!

誕生日、ホンマにごはん作ろっか?

さみしい誕生日になると思うから、そのときはお願いします~

了解!おやすみ~

おやすみ☆

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第28話:他の男

敦司と咲希の関係は前と変わらず、仕事終わりにHをしたりしていた。

11月に入りまた飲み会があった。

しかし、20代~30代前半の若者会。

敦司はいなかった。

咲希の隣りには裕也がいた。

咲希は3つ上の遥子のことを裕也が気に入っていると勘ぐっていたので面白がって聞いてみた。

「裕也さん、遥ちゃんのこ好きやろ?(笑)」

「え!?なんでわかったん?」

「やっぱりな~、見てたらわかるって。」

「いいな~とは思ってるけど、恋愛感情とかそういうんじゃないで。

あと、いいなぁって思ってる人はもう一人おるよ。」

「え!?誰~?ここにおる??」

「うん。」

「梨佳ちゃん?」

「違う。」

「久美ちゃん?」

「違う。」

「え~?」

途中から咲希はもしかして自分かもしれないと思いながらもその場にいた自分以外の女の子全員の名前を言ってみた。

「もう女の子おらんやん。」

咲希は「私?」と言うことは出来なかった。

すると裕也は言った。

「自分、女ちゃうんか?」

「あ、そうか(笑)」

咲希はどう答えていいかわからず、笑っていた。

そしてまた普通に楽しく会話した。

しかし、その一言から咲希は裕也のことを少し意識するようになった。


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第27話:心の奥

『デートがしたい』 『好きと言ってほしい』

咲希は何度も言おうとしたが、どうしても言葉に出来なかった。

咲希が何か言いたそうにしていることは敦司にも伝わっていた。

咲希は思っている以上のことを想像されるかもと心配になって言った。

「・・・別に敦司さんの家庭を壊したいとか思ってないですから・・・」

そして、それ以上言葉の出てこない咲希に敦司は聞いた。

「どうしたいの?」

「う~ん・・・もっと一緒にいたい。」

咲希は、本心とは違うことを言っていた。


好きだからずっと一緒にいたいと思うのは当たり前。

いっぱい会ったとしても、会ってないときは会いたいと思う。

会えなくても自分が愛されてるという安心感がほしい。

だから、『敦司の気持ちがほしい』というのが本心だった。


そんな咲希の気持ちに敦司は気づいてなかった。

「忙しいしいつでも会えるわけじゃないねん。だから、会うときはどうしてもワシの都合になってしまう。」

「うん、わかってる。・・・でも、さみしい。」

『さみしくないようにメールや電話をしてほしい』とか『好きと言ってほしい』とか言いたいことはいっぱいあったのに、結局何も言えなかった。

咲希は敦司に義務感みたいなものを持ってほしくなかったし、自発的にそうしてくれることを望んでいた。

「私はいったい何なんですか?」

怖くて、そう聞くことも出来なかった。


敦司の運転する車は咲希の家の近くに来た。

「まだ帰りたくない。」

咲希が言ったが、時刻は2時をすぎていた。

「もう遅いし。今日は帰らんか。」

車は咲希の家の前で止まった。

咲希は諦めて言った。

「じゃあキスして。」

2人は熱いキスをした。

「誰か見とったらどうすんのよ(笑)」

という敦司の言葉に、2人共そんなはずはないと思っていた。

「別にいいもん(笑)」

少し和やかな雰囲気で咲希は車を降りた。


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第26話:帰れない

咲希はこのまま帰ることなんて出来なかった。

そして、仕事場まで徒歩5分の道のりを急ぎ足で向かった。

帰ってたらどうしよう・・・。帰ってませんように。

と祈りながら。

着いたとき、敦司の車があり咲希はホッとした。

会いに行こうとしたら玄関で帰ろうとした敦司に会った。

「どなしたん?」

「会いに来た。」

と言って、咲希は敦司の胸に抱きついた。

「このまま帰るつもりやったん?」

「うん。」

すでに夜中の1時を回っているので当たり前だ。

「行かんか。」

と言って敦司は咲希を離し玄関を出て車に向かった。

「帰るんですか・・・?」

「まぁ乗り。」

敦司の運転する車は咲希の家の方に走り出した。

「このまま帰らせないでくださいね。」

咲希が言うと、敦司はただ車を走らせた。

咲希は言いたいことがいっぱいあったはずなのに言葉が出てこなかった。

ただ、重い空気だけが流れていた。


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第25話:帰り道

カラオケも終わり解散となった。

車の人は逆方向が多いので、咲希たちはタクシーで帰ることが多かった。

すると、敦司が梨佳に言った。

「仕事場戻るから乗せて行ったるで。」

「じゃあお願いします。」

咲希と梨佳は敦司の車に乗った。

敦司は飴を取り出し、後部座席にいる梨佳に聞いた。

「食べる?」

「ありがとうございます。」

そして、敦司は咲希を見て言った。

「いらんな(笑)」

「別にいいけど・・・(笑)」

敦司と梨佳は笑っていた。

咲希はすねていたのに、うまく持っていかれたような気がした。

咲希は敦司と2人になれるかもしれないと少し期待していた。

しかし、敦司は咲希の家の方に回ってくれた。

梨佳がいるので何も言えない。

咲希は不満とさみしさでいっぱいになりながら車を降りた。

「ありがとうございました。」


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