どうもまたまたたび管理人です。
韓国で駐在員として働いている30代の会社員です。
今回の記事は私の不満が多いのですが、どうかご容赦ください。
旅行用のスーツケースのお話です。
私のスーツケースは15年近くは使ってきた、当時2~3万円程度の普通のスーツケースでした。(結構年季ものですね)
年末年始で日本に一時帰国し、韓国に戻ったあと、空港でターンテーブルから出てきたスーツケースが破損していました。
スーツケースの角が1箇所割れて、中のスポンジが見えている状態でした。
(写真撮っとくべきだった...)
今回利用した航空会社はJALです。
すぐに航空会社の職員に言って、手荷物事故報告書を書いてもらいました。
不満その1:全てのやり取りを韓国語でさせられた。
証明書を作る際に、名前、住所、今後の対応についての説明など、全て韓国語で質疑応答させられました。
そして、この先のやりとりでも一度も日本語可能な状況は出てきません...
韓国の航空会社で予約して、コードシェア先がJALだったらしょうがないんですが、予約も運行もJALなのに、日本語ができるスタッフが一度も間に入ってくれないというのは、かなり不便さを感じました。
修理については、修理を委託している会社から連絡が来るので、それに従ってくださいとのこと。
その日はそのまま破損したスーツケースを持って自宅に帰りました。
中身は無事だったのでその点は良かったです。
待つこと3日...
やっと文字メッセージが来ました。
宅配の業者が荷物を取りにくるので、梱包して渡してください。とのこと。
しかも最後の笑顔の絵文字、ちょっと補償に関する案内でフランクすぎやしませんか...
不満その2:連絡が来るまで3日もかかった&梱包を自分でやれとのこと。
韓国だからしょうがないのかもしれませんが、以前、日本でも航空会社の補償でスーツケースの修理に出したときはそのまま宅配の方に渡せば梱包など気にせずにやってくれたような。
スーツケースを梱包するだけのサイズのダンボールとか、プチプチってわざわざ準備しないとないんですけど...
メッセージの内容を見る限り、修理はスーツケースを送ってから15日程度で終わるとのこと。
その後、宅配業者からも連絡が来て、簡単に梱包して、スーツケースを送りました。
で、また問題発生です。
送った後、15日経っても終わったのかもわからないまま、何も連絡がなくしれっと1ヶ月経過。
そこで、修理業者に文字メッセージを送りました。
またたび 「既に1ヶ月経っているけど、いつ終わりますか?連絡もないんですが。」
修理業者 「確認して連絡します」
不満その3:1ヶ月放置された。
こっちから言わなかったら絶対忘れてたでしょ!ってやつです。
そして、翌日、一言だけの文字メッセージと共に写真が添付されて送られてきました。
文字メッセージと添付されてきた画像はこちらです。
メッセージは一言。
電話してください
添付されて送られてきた画像を拡大します。
A/S不可処理
この伝票を見る限り、荷物が到着した数日後の日付で伝票が書かれているので、連絡を単に忘れていたであろうことが容易に想像できます。
説明もなく電話してくださいというこのメッセージは、絶対に交渉になりそうだと思い、交渉力の強い韓国人同僚に電話してもらいました。
2,3分で割とあっさり電話が終わります。
結果は、
修理ができない。
新品をすぐに送ります。
新品?
全く同じものなわけないですよね?
しかも韓国のセンスの新品?
不安しかありません。
それで翌日、到着したのがこちらのスーツケース。
不満その4:偽物疑惑
色などの希望も聞かれずに送られてきたので、ダサい色だったり、全然違うものだったら再度クレームしようかと思っていたのですが、色は無難なグレー。
元と同じ白が良かったですが、百歩譲って良しとします。
サイズも元のものとほぼ同じなのでこれも良しとします。
さて、ブランドはPathfinderと書いてあります。
早速グーグル先生で調べてみます。
スーツケースのブランドが出てきます。
パスファインダーは、アメリカ・カリフォルニア発祥のビジネス・ラゲージブランドです。 世界の航空パイロットから支持され、国内でも、ソラシド エアー、エア・ドゥ、エアーニッポン(現ANA)に正式採用されるなど航空関係者から常に高い評価を得ています。
???
なんか違くない?
ロゴを並べてみます。
(送られてきたスーツケースのロゴ)
(Pathfinderウェブサイトのロゴ)
全然違う!
他にAmazonとか楽天とかいくら調べても、送られてきたスーツケースのロゴと同じものは全く出てきません...
韓国あるあるのパチモノでしょうか...
むしろ、全く別の会社で同じブランド名の物であって欲しいとすら願いましたが、送られてきたスーツケースと同じロゴは何も出てきませんでした。
嫁と相談した結果、もうここまできたら、思い出としてネタとして受け止めようということになり、このまま使うことにしましたw
そう思うと急に愛着が湧いてきて、早速ステッカーを貼ってみたり。
もうVery Happy!
とはいえ、ニセモノ大国韓国です。
使ってみたら意外といい可能性も高いので、使い倒そうと心に決めました。
ひとつ気になるのはJALの方は韓国のアフターサービスでこんなニセモノ疑惑のもの?を補償で送っていることを知っているのだろうか...
アフターサービスは外部委託しているとは言っても、それも含めて利用者から見ればJALのサービスなので、サービス品質として、ちゃんと委託先の選定をチェックした方が良いのでは?と心配になりました。