新しいエンジンの威力 ~その2~
今日も私の居住地は雪模様らしい。
普段なら14時過ぎに帰途に就くところだが、今日は早めの11時に出発。
関東地方はこの上ない晴天。私の出身地もこちらだが、こうも天気が違うと『早く戻りたい』という気持ちがいよいよ高まってくる。
昨日も感じたことだが非常にこのエンジンフィーリングが良い。
かつて80 SUPRAに乗っていたときの感覚を髣髴させてくれる。
エンジンの始動時の異音もここ3日間無かった。完全に問題は解決されたといっていいだろう。逆に良く仕上げていただいた私の担当SC様/メカニック様/GM様に大いに感謝したい。
昨日は都内を走行し、かつアイドリングタイムも長かった為正直燃費は宜しいとは言えない。でも昨日の走行を終えた時点での給油後燃費は9.8km/lを示していた。カタログスペックは確か10.0km/lだったと思うから、3500ccエンジンとしては優秀だと思う。
途中高速に乗る前に給油を行い、いざ高速走行へ。
エンジン音・加速が良いことに改めて満足。前のWINDOMと比べても本当にシフトショックは少ないし乗っていて気持ちが良い。ツーリングにもってこいの車と決め込んでいたが、期待を裏切らない走りにますます満足。無駄に踏み込まなくても速さを実感できるこのエンジン、クラウンアスリートの方も同じように良さを感じているのであろうか。これだけ良ければメーカーとしても自信を持って他の車種にも積みたくなるのは当たり前だろう。後は『レクサス』と『トヨタ』の差異をオーナーに明確に示せるインフラを早期に整備してもらいたいものだ。
少々脱線したが、途中不用意にキックダウンしないように気をつけながら加速→惰性→加速→惰性を繰り返し慣らしのレベルを高める。レールの上を走っているかのように路面の凹凸も気にさせることなくスーッと走っていく。あの乾いた高いエンジン音もうるさくなく、かといって静か過ぎず前から響いてきて本当に気持ちがよい。
つい何日か前までお借りしていたGS430とはまた別物の走りを改めて実感する。
GS430のように電気仕掛では無い分、色々な情報がハンドル、アクセル、ブレーキ、ロードノイズといったものから素直に適度な大きさで手に取るように伝わってくる為、私的にとってはGS350を選択して良かったと思う。
カーブでバンピーな路面に出くわしたときなどその安定した挙動に、購入時にいただいたDVDで流れる解説シーンを真似して『ここですね』なんて妻とふざけながらこの車の良さを愛でたりもしてみた。
そして、ふとマルチインフォメーションディスプレイに目を遣ると、そこには給油後燃費『14.1km/l』の文字が!
そもそも数日前まではこのディスプレイの数値の精度に疑問を感じていたが、調べてみると走行距離・ガソリン使用量ともほぼ許せる誤差の範囲内であったことを知り、ほぼ信じられる数値だと確信を得ていたから、『14.1km/l』という数値にはただひたすら感心。本当にこの2GR-FSEというエンジンは優秀だと思う。
途中吹雪にも見舞われたが無事に帰宅。
満タンにして帰宅して燃料残量の示す針は真ん中の目盛りから一つ下のゲージを指していた。
本日の最終的な走行結果は次の通り。
給油後走行距離 576.1km(高速走行がその九割五分を占める)
給油後平均燃費 13.1km/l
アタリが出るかで無いかといった間にこんな数字が見られるとは思わなかった。
本当に担当レクサス店皆様方、こんな私のために骨を折っていただいてありがとうございました。
新しいエンジンの威力 ~その1~
今回のエンジンスタート時の異音の結果、エンジンが新しく載せ変わったことは前にも書いたとおりだが、今日その意外な一面を垣間見た。
往路の道程で、意外に前に積まれていたエンジンよりもアクセルレスポンスが早くいい感じになってきているとは思っていたが、1000km走らないうちにスムースに噴きあがる感覚がより強く伝わってきたので、エンジン音に耳を澄ませながらアクセルを踏んでみた。
昨日までは路面に異常なまでに気を遣っていたこと/エンジンを必要以上に回さなかったこともあり気づかなかったのか2000rpm前後から乾いた高めの気持ちのよい音が聞こえてくる。レーシングカーほどのものではないが明らかに前のエンジンとは違う音。ためしに3000rpmまでまわしてみたが、あっという間にメーターは90km/h以上の数値をさしていた。加速Gもたいしたものだしシフトショックもほとんど無くいい感じ。
担当メカの方がこの新しいエンジンを『スペシャルエンジン』と評していたが、納得。3週間使えなかったことへの不満はまたたくまに消え去った。
しばらく様子を見て、さらにエンジン回転数を上げながらその良さに浸りたいと思う。
実家へ
クリスマスがらみの3連休ということもあり、戻ってきたGS350のエンジンの慣らしもかねて妻の実家への長距離ドライブに出た。
片道800km。高速を使っても10時間かかる。おまけに今日は全国的な寒波の影響であちこちで通行止めの規制がかかっていた。
途中凍結した一般道でひやりとした瞬間もあったが、何とか無事に妻の実家に朝8時過ぎに到着した。
到着するなり凍結防止剤で白く塩吹いた車を洗い終えしばし愛車を眺める。
あくどさもインパクトも薄いがバランスの取れたいい車だとつくづく思う。
雪道・慣らし真っ只中ということもありエンジンを回せなかったが、大分アクセルレスポンスがよくなってきているのが足を伝わってきている。
今日は疲れたし遠出はこれくらいにして明日くらいから少しずつエンジン回転数を上げていってみよう。
帰ってきたMY GS350
待ちに待った今日の日。
丁度3週間ぶりに愛車との対面。ドアミラークローザーも付けていただき、心機一転、今日から本当の私のGS350との日々が始まる。
私の要望に応えて、担当メカの方からピット内で車を目の前にして作業内容の説明を頂き、わからないながらも実際に見ることで安心・納得間を得た。
大した事ではないかもしれないが、私的にはこうした細かいところへも気配りをしてくれるところがレクサスを気に入っているところの一つだ。
それなりの金額を支払うのだから『モノ』としてよいのは当たり前。
ほかのものと差別化をはかりブランド力を高めるのであれば、従前には無い心地よくさりげないサービスを付加することが必要だと思うし、そうすることでその『モノ』を所有することでの自己満足を顧客は維持し評判が高まるというものだろう。
今レクサスはそれを日本国内でどう展開していくかを模索している最中だと思うし、アメリカで受けた評価の根底にあるものをそのまま日本に持ち込んでも限界があることをトヨタ・レクサス自身がもっとも自覚しているんでは無いだろうか。
そういった意味では正直『まだまだなのかな』と思える部分が結構ある。
2GRエンジンがクラウンに搭載され、時期エスティマにも積まれると事を嘆く人の気持ちも分からないではない。そうした反響は想定されたことだろう。
メーカー側のたかだか1車種のためにエンジンを開発していたら採算が合わないという声も聞こえてきそうだが、それを踏まえたうえで私はそれを打ち消すくらいのサービスをレクサスとして展開したらよいと思う。
今現在は地場の既存ディーラーにレクサスの看板を掲げさせているが故、同じ県内でも系列ごとにサービスの詳細が異なっているとい噂を聞く。
でもそんなことでは所詮今までのディーラーとなんら変わらない。
このままでは、顧客は『レクサスのエンブレムが着いた車が欲しい』という動機付けしかなく、いずれレクサスの展開も頓挫してしまうだろう。
私は長距離移動することが多いこともあり、結果として自分の購入店ではなくてもオーナーであれば途中の休憩場所として気軽にレクサス店に入ってくつろいだり、近所の名所・食事のおいしいところなどの話を聞けたり、大掛かりな点検は別にしても休憩時間に簡単な点検をしてくれたり(G.S.の人に車をいじられるのは嫌なのは私だけでしょうか)他のオーナーと交流できたりといったことをサービスとして受けたいと思うことがしばしばある。(HPとかみるとさもできそうな事が書いてあるが、本当かどうか正直疑心暗鬼で入りづらい)
メーカーはG・LINKにそれなりの機能を持たせているというのかもしれないが、正直機械相手だとそっけない。
他の会社の車のオーナーなら『道の駅』『ドライブイン』といった選択肢しかないところに『レクサス店』が増えるだけでも正直嬉しいと思うオーナーは多いのではないだろうか。
単に言葉だけで『おもてなし』を語るのではなく、いままでの『車を売っているところ』という概念を脱却して『レクサスのオーナーだから』享受される特権というものをもっと前面にうちだしてもらいたい。
そうすれば私的には満点なのだが・・・。
G-Security
私がレクサスを選んだ理由の一つに『G-Security』 が標準装備されていることにある。
この『G-Security』なるもの、トヨタが2002年に登場させたG-BOOKを「安心・安全」「ドライビングインテリジェンス」「アミューズメント」をコンセプトに、新世紀テレマティクスサービス「G-BOOK ALPHA」として進化させたものをレクサス版として『G-Link』と名称を変え提供するサービスの内のひとつ。
サービスは
①エンジン始動通知:車両本体/PC/携帯電話であらかじめ設定をしておくと、設定した通知先にエンジン始動時は約10分おき/エンジン停止時にメールで連絡が入る
②オートアラーム通知:オートアラームが作動する条件(侵入検知にとどまらず、キーのおき忘れ/アンロック/ハザードの付け放しなんかも対象となる)を満たすとあらかじめ設定された連絡先に電話・メールで連絡が入る
③位置追跡サービス:盗難にあったときオペレータへの要請により車両位置情報を追跡してくれる。因みにエンジン始動通知と連動し、要請を行わなくても車両位置情報はPC・携帯電話で地図情報として確認できる
④警備員派遣:盗難時およびオートアラーム作動時に要請により警備員を現場に派遣し車両状況の確認・現車の確保をしてくれる。1時間以内の警備員派遣代が無料
といった主たるコンテンツが合わさったもの。
レクサスの場合、このサービスがとりあえず3年間無料となる。料金換算するとDCM代金+3年分のDCM使用料金と考えると約10万円強のプラスと考えることができる。一方で来年1月からは万が一不測の事態にあい自動通報された場合にトヨタ自動車がお見舞金を結果に応じて支給してくれるとの事。
これを高いと捉えるか安いと捉えるかはユーザー各人によりけり。
メーカー発表の記事によれば『車両のオートアラーム作動を検知したケースでは99%以上、盗難阻止に至っており、また、盗難後、契約者から通報があったケースにおいても、約70%が盗難車両の発見、確保に結びついている』(トヨタ自動車:ニュースリリース) とあり、この真贋はさておいてそれなりの見舞金を提供するということはトヨタはこのシステムに相当自信があり、認知度を深め『G-Security』ユーザーの裾野を広げたいのだと思う。
従前のイモビのみによる盗難・いたずらの対応には限界がある中で、現時点では高いレベルでの安心を提供してくれるのだから、私は決してこのサービスは高くは無いと思う。(いずれこのネットワークも破られる日が来るとは思うけれど)
こんなものが必要ない社会が一番だが、この物騒な世の中。車両保険も安くなるし、よい買い物だったと自己満足している今日この頃です。
このまま問題なく…
今日の作業結果について担当メカニックの方から連絡が先ほどあった。
載せえたエンジンには今のところ問題なく、始動時も快調とのこと。
ドアミラークローザーも取付が終わったとの事で、このままエンジンに問題が無ければ22日の午後には私の手元にGS350は戻ってきそうだ。
妻にもその旨を伝え、早速今度の3連休の小旅行の打合せ。
思えばもう今年もあと10日。
色々なことがあったけれど、終わりよければ全て良し。
レクサスさん、今回のことでは本当にお世話になりました。
私の思い込みで振り回してしまったこともありましたが、そんな我儘にも本当によく対応していただいたこと感謝してます。あと2日、最後の最後まで宜しくお願いしますね。
P902i
今回の車の買い替えに伴い、携帯電話も買い換えた。
GS350の機能の一つとしてBluetoothによるハンズフリーがついているからだ。携帯電話を使用しながらの運転が処罰される昨今、こんな便利な機能がついているのに使わない手は無い。
特に理由は無いが私は長年NTT DoCoMoを使っており、車を買い換える時に最初はio-DATAのアダプターで対応しようとした。でもグッドタイミングでBluetooth対応の新しい電話機が出てしまった。
『以前から使っていたmova(so505i)も外装が剥げてきたし…』なんて言い訳をしながら勢いで買ってしまった。(妻とあわせて2台でポイントバックを考えれば約3万円/もう少し待てば値段が下がるだろう事を考えると買い急ぎ感は否めない?)
購入してから1週間経つが、最近の携帯電話はいろんな機能がついていて、マニュアルを読んで使いこなすのも一苦労。ものめずらしさも手伝って、最初はバカにしていた『おサイフケータイ』なんかも試してみたり、着メロ・ゲームとちょっと自分的にはまっている。(来月のパケット通信代が怖い)
でも『慣れ』というのは恐ろしいもので、so505iにあった『ジョグダイアル』を探して親指が自然とグルグルしている自分に気づくと、自分の順応性の無さが恥ずかしい。
肝心のBluetoothも,自分の車は『入院中』につき代車で試してみた。
感想はなかなかなもの。音も結構クリアで通信設定も意外と簡単。電話帳も車両側に登録しておけばEMVを注視することなく電話がかけられる。着信音も電話機本体のものが送信される。しばし妻と意味も無く電話を掛け合い、NTT DoCoMoの売り上げに貢献した。
一つ問題なのが電池の減りが意外に早いこと。iアプリを多用しているのも原因の一つだと思うが、ショップの方に聞いたらFOMAは電池の減りが早いとの事。長距離移動の多い私にはオプションのDCアダプターは必需品かもしれない(miniSDカードも含めてオプションだらけで、それだけでも2万円位いくかも)。
徐々に揃えていこう。
退院日確定?
入院から3週間。ようやく私のGS350の退院日にも目星がついたようだ。
昨日の夜、担当メカニックの方から電話があり、エンジンの載せ換えも完了し、ホイールアライメント調整も終了。あとは数日にわたってエンジン始動時のチェックを行い、前のエンジンと同様の異音がしなければ合格。
注文したドアミラークローザーも順調に行けば火曜日に部品が入り装着。
問題が無ければ今週の木曜日には晴れて退院。
何とこの日が待ち遠しかったことか。
代車のGS430ともお別れだけど、この3週間本当にお世話になりました。(調子にのってお借りしてから400kmも乗ってしまいました。レクサスさんごめんなさい。綺麗に乗ったつもりです。)
入院中に外は一面の冬景色。スタッドレスはいているけど、私が履いたタイヤが凍結路面に対してどの位の性能を示してくれるかは未知数。代車のGS430の運転にも大概気を遣ったけれど、自分の車だとなおさらのような気がする。
最近の車には不必要とまで言われている(私的には使っている間にアクセルのレスポンスなんか明らかに違うのを感じるから絶対必要だと思う。前のWINDOMなんか5000km位走った位から3割くらい燃費がよくなった)慣らし運転も一からやり直しだが、また楽しみが増えたというもの。
あとは予定通りにGS350君が我が家に戻ってくれることを祈ります。
戻ってきたら早速長距離ドライブだよ!
入院後~その3
担当メカニックの方が研修出張中につきその後の作業進展は無い模様。
でもエンジンは既に降ろされたとの事で、愛車が気になるのと電気系統のことで何点か相談があってレクサス店を訪問した。
エンジンが降ろされた私の愛車を見て、一安心。大事に車を扱ってくれているのがよく分かる。(ステアリングギアの固定のためシートベルトがステアリングに巻きつけてあったのには少々驚いたけど)何かあってからでは遅いですからね。
でも降ろされたエンジンを見て改めて『大きい』『精密部品の塊』と思ったのと、ほぼ空洞になりフロントアクスル部分が無い状態になったエンジンルームを見て『意外とエンジンルームって大きい』『ミッションケースもでかい』と今更ながら感心。そんなことより早く元気になって我が家に戻ってきてね。
話は変わって電気系統の相談の一つがドアミラーのこと。
GSはインパネ下のスイッチボックスの中にドアミラーの開閉スイッチがあって、乗降車のときドアミラーを開閉しようと思ったらそのスイッチボックスを開く→スイッチを押す→スイッチボックスを閉じるといったイベントを行わなければならず、そのスイッチ操作がどうも私には煩わしい。(ドアミラー開きっぱなしにすればすむことだけれど/メーカーもこれ位セルシオの様に標準装備すればいいのに)
で、色々と探し前から気になってきたのが株式会社クイック《Quick.Co.,Ltd》
のオートドアミラークローズシステム。インテリジェントキーにも対応しているとの事で、ドアロック/アンロックに連動してドアミラーが開閉するとのこと。(駐車してドアロックすれば自動的にドアミラーはたたむし、車を離れるときにふと気になる『ドアロックしたかな?』という不安解消も一目で解決できる。いいと思いませんか?)
色々と担当SC氏・メーカーへ電話・メールでの動作に関する照会をし、最終的な打合せをした結果、車速感応オートドアロックは利用不可となるようだが、その他のドアロック設定では問題なく機能設定できるとの事で、長期入院していることに便乗して取り付けをお願いすることとした。
価格は取付費込みで3万円強。これって安いかどうか『?』だけれど、ちょっとグレードアップした愛車を待ち焦がれる気分がさらに高まった。
『早く帰ってきてねMY GS350君』!!
