独自の進化を遂げた動物(オーストラリア)

オーストラリア大陸は5千万年前にゴンドワナ大陸から分離したため,独自の進化をとげた動植物が多い。母親の育児嚢で赤ちゃんを育てるカンガルーコアラといった有袋類や,ほ乳類だが卵を産むカモノハシなどの動物,山火事の熱によって硬い殻がはじけて種を周囲に飛び散らせるというバンクシアやコアラの餌となるユーカリなどの植物が見られる。