チチカカ湖に浮かぶウロス島

標高約3,800mのアンデス山中,ペルー南部とボリビア西部にまたがるチチカカ湖には,大小40ほどの島々がある。ウロス島は,島全体がトトラと呼ばれる葦を重ね合わせた人工の浮島で,学校や病院,宿泊施設のほか,家畜の放牧も行われている。多くの観光客が訪れるウロス島では,インディヘナのウル族がカラフルな民族衣装をまとい,伝統的な工芸品などを売って生活している。