自然と歴史

ペルシァ湾の北西部に位置し,ほぼすべてがBW気候下にある平地。オスマン帝国の支配下にあった1899年,首長がイギリスの保護下に入り,のちに植民地となる。1961年に独立。1990年イギリスにより不当に分離された領地であると隣国イラクが侵攻し全土を制圧,91年の湾岸戦争につながった。

 

産業と現状

1994年には湾岸戦争による被害から回復,世界6位の埋蔵量を有する豊富な原油が経済の主体。オイルマネーによって産業基盤の整備や福祉・教育制度の充実を図り,現在は金融立国や産業の多角化を目指している。労働力は周辺からの外国人に大きく依存。農業は未発達で,食料は輸入に頼っている。