自然と歴史

肥沃な平野のメソポタミアは古代文明の発祥地。国土の大半はBW・BS気候。1932年にイギリスの委任統治領から独立,1958年より共和制。1968年クーデターでバース党が政権を握る。1979年フセイン大統領就任。1980年にイラン・イラク戦争勃発,1988年和平条件を受入れ停戦。1990年クウェートへ侵攻・制圧するが,翌年撤退。

 

産業と現状

小麦・ナツメヤシの栽培と羊の放牧が行われる。2003年,アメリカとのイラク戦争でフセイン政権崩壊。アメリカとのイラク戦争でフセイン政権崩壊。民主選挙により2006年に新政権が発足したが,武装勢力のテロが相次いだ。度重なる戦争と経済制裁で打撃を受けたが,原油生産は回復傾向にある。2011年に駐留米軍が撤退したが,政情はいまだ不安定である。