中国の「一帯一路」構想の懸念

巨大なチャイナパワーを警戒する動きも見られる。スリランカのハンバントータ港は,中国からの融資をもとに約13億ドル(約1,500億円)で建設された。しかしその返済が困難となったため,事実上ハンバントータ港の運営権は99年間にわたって中国の影響下におかれるようになってしまった。このようにお金の力で他国に大きな影響力を与える姿勢は新植民地主義であるとの批判も挙がっている。