カシミール問題

カシミール地方は,1947年のインドとパキスタンの分離・独立の際,この地方を治めていたヒンドゥー教の藩王がインド帰属を決めたが,住民の75%を占めるムスリムが反対し,両国の紛争となった。国連の介入により,カシミールの2/3をインド領とした停戦ラインを設定したが,未だ国境線は画定していない。