デリー大都市圏

デリーは17世紀のムガル帝国時代かに建てられた城砦都市を起源とする。イギリス統治時代にカルカッタ(現コルカタ)からデリーへの遷都が宣言され,1912年にオールドデリーの南に新しい首都ニューデリーが建設された。現在はデリー大都市圏がデリーと呼ばれ,東京都の2/3ほどの面積に2,216万人(2010年)が暮らしている。オールドデリーは商業や伝統工業が盛んで人口が密集する一方,計画都市ニューデリーは官公庁や大企業が集中しており,街並みや景観は対照的である。