油やしのプランテーション

マレーシアやインドネシアは油やしの一大生産地。油やしからとれるパーム油は,石けんや洗剤,マーガリンなどの原材料のほか,近年ではバイオディーゼルの原料としても注目を集めている。一方,パーム油の需要増に伴い,広大な農園をつくるために,ゴムのプランテーションから転換したり,熱帯林を伐採したりしている。新たな環境破壊を引き起こしているという指摘もある。