増大するスラム

発展途上国の大都市では,劣悪な条件の居住地域(スラム)を形成することが多い。フィリピンのマニラでは,かつてゴミ山(スモーキーマウンテン)の周辺に形成されたスラムで生活する人々が見られたが,フィリピン政府によってゴミ山は閉鎖され,スラムは撤去された。しかし,新たなゴミ山が市の郊外にできると人々はその周辺に移り住み,新たなスラムを形成している。