台湾の経済発展

1980年代から技術集約型産業への転換を図り,パソコンの部品であるマザーボードの生産は世界一を誇る。台湾の電子工業は他企業からの受託製造(OEM)が中心で消費者へのブランド認知に乏しかったが,2016年には台湾最大の電子機器製造企業であるホンハイ精密工業が,日本の電子機器メーカーのシャープを買収し,大きな話題を呼んだ。