「 さようナイラ 」 の続きです。
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ナイラ:みんなと別れるのは寂しいけど・・・
ナイラ:やったぁぁぁぁぁアメリカァ~~~~~!!!!
ナイラ:はぁ、何着ていこうかな~ 私の従妹って
どんな子かな~ あぁ、楽しみだな~
ナイラ:ただいま母ちゃ・・・お母様
明魅:なんだいお母様って・・・それよりやけに嬉しそうじゃないか。
何かあったのかい?
ナイラ:だってアメリカに行けるんですもの・・・
明魅:ハァ??アメリカ????何言ってんだい。
ナイラ:え?だって昨日おば様と・・・
明魅:ああ、あれね・・・
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~昨日の回想~
明魅:・・・・悪いけど、断る。
麻美:ど、どうして・・・?断る理由なんて何もないじゃない!
明魅:あたいにはこの銭湯がある。
それにこの街には仲間がたくさんいるんだ。
麻美:お友だちならLAでもすぐできるわよ!
銭湯は誰かに任せて行けばいいわ。
明魅:違うんだよ。ここの仲間たちはこんなあたいを
すんなり受け入れてくれた、最高の仲間たちなんだ
麻美:明美ちゃん・・・
明魅:この街を出ていくことはできないよ。
あたいは一生アツアゲタウンで生きていくって決めたのさ。
・・・・ごめん、姉さん。
麻美:・・・わかったわ・・・・・
・・・・・・・・明美ちゃん、本当に大きくなったわね。
麻美:今度は娘を連れて遊びに来るわね。
明魅:そうかい、嬉しいよ。はい、これ
麻美:なぁに??
明魅:フルーツ牛乳のクーポン券。
~回想終わり~
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ナイラ:えええええええええ!?!?
なんで~?なんでそんなこと言っちゃったの~??
明魅:あたいはアツアゲタウンが好きなのさ!
ナイラ:それだけ!?
明魅:それだけ。
ナイラ:そんなぁ~~~~~~~~~~
<次の月曜日>
ナイラ:(行きにくいなぁ・・・)
ナイラ:グッ・・・モーニン・・・。
リカ:あれ?ナイラ?なんでここに??
かける:幽霊じゃない?ユーデルユーデル
ヨハンナ:でも足がありますわよ?
ナイラ:束の間の夢だったのよ・・・。
トトロ:コレデモウ寂シクナイネ・・・!
かける:ほら、早く行かないと遅刻するわよ~!
ナイラの夢は『銭湯愛羅武湯(せんとうアイラブゆ)』の
泡と消えたのであった・・・・・・・・・・
おしまい