鳳凰三山 (ほうおうさんざん) パート1  続き


 

 明け方、5:30に目を覚ました。

 よっしゃ、晴れ男、いいぞ!


 前日、15:00から殆ど寝ていたから、体力十分。

 

 ただ、素人、10月の山を舐めていた。

 体が、芯から冷えている。 そりゃ、シュラフとは言え、中が薄着なら寒いだろ。

 なんせ、もうマイナスなんだから。




 今回は、縦走なので、テントをたたみ、重い荷物を背負って、登る。

 結構、しんどい。



 と思っていたら、あ、富士山!

 やった!


 「山頂に行きたい」という気が盛り上がる。





 うおー、きもちーいー。

 縦走スタート。


 ありがとう、この景観。



 と、たくさん写真を撮ろうとしたら、

 「電源がない」アラータ。


 え? 充電してきたのに。 なんじゃい! さすが初代EXILMEと後悔。

 風景を心に焼き付けるべく、注視。




 懲りずにデジカメの電源を入れると、

 気まぐれで、写真が撮れる。。。



 「愛しているよ、デジカメ」と声をかけながら、電源をつける。

 おー、ちゃんと電源が入り、写真が撮れる。

 (ほんまかいな)





 こんな景観が、ずっと続くわけですよ。

 もう、荷物の重さなんか、まったく気になりません!


 





 




 いつか、登ってやるからな、北岳 よ。

 と言いつつも、

 

 ありゃ、シンドイ山だな・・・











 途中、時間に余裕ができたので、地蔵岳による。


 なんか、チューリップみたいだ。

 実は、あの岩、結構怖い。


 風も強く、途中まではなんとか行けたけど、最後が恐ろしい。


 う、う、っと躊躇していると、リュックを持ったおっさんが、

 風に吹かれながらも、登っていく、すごすぎる。



 俺も登りたいが、技術がなさすぎる・・。


 多くの人間がトライするも、結局そのおっさんだけが、成功。

 やっぱ、ロッククライミング勉強したい。




 と、楽しい縦走を満喫し、素人の苦手な下山。


 今回は、重い荷物に、ライトなトレッキングシューズだったことから、

 本気で足がガクガクになった。


 翌日以降、筋肉痛だけでなく、足の親指が真っ黒に(血豆)。。。こりゃ、爪はがれるな。