穏やかな恋だった

純粋な気持ちからはじまって

ずっと一緒だった

ずっと一緒にいれるって信じてた


でも

人の気持ちは変わるもの


年上のわたしは先に地元に戻って就職

彼は当時横浜の大学生


距離にして軽く100キロ

でも、そんな物理的な距離よりも遠いもの……

社会人と学生


近くにいればそうでもないのかもしれないけど、

仕事をし始めたばかりの私には、なかなか100キロの距離を会いに行くことができなかった

電話さえも、間が開いていく……


けんかしたわけでも、お互い好きな人ができたわけでもなく

穏やかな恋は穏やかに終わっていった

10年以上たって振り返ってみて、この恋がいちばん穏やかだったなぁ


高校3年の秋

同じ学校の1つ下の後輩と付き合いはじめた


優しくて
いつもニコニコしてて
でもラグビーしてる時の彼は本当にかっこよかった

高校日本代表に選ばれてた

大阪の花園に応援に行ったり

受験勉強の家庭教師もどきしたり


けんかもしたけど

すれ違いもあったけど

若いからお互い遊びたくて、窮屈に感じたりもしたけど


でも高校3年の秋から

大学4年間と、

社会人になって2年目まで

5年以上一緒にいた

その間一途に浮気せず…
はじめて男の子とつきあったのって…いつかなあ。

中学生?

学校で人目を忍んで手をつないだり

近くの公園をお産歩したり

交換日記したり

携帯もベルさえもない時代あせる
そんな可愛いお付き合いを何人の男の子としただろう。

そのころから恋愛体質。
20年以上たった今も。


自分で言うのはいやだけど、中学生・高校生の頃のわたしはちょっぴり人気ものだった。

付き合っていた彼氏が先輩に呼び出されたり、声をかけてくれる男の子たちをまわりから見ている女の子からは、友達に入れてもらえなかったり。

そんなに可愛いわけでもないのに、明るくて男子とのさばさばしたくだらない会話が楽しくて、仲良くしてると、思わせ振りな態度だって言葉に傷ついた。

ワタシの中身を好きになってくれる人っていないのかな?って、真剣に悩んだ10代の頃。