2つ目の病院 | 股関節唇損傷って何ですか?

2つ目の病院

数日後紹介されたA病院を受診し今までの経緯を話し足を持ち上げたりひねったり確認した後、色々な道具を使ったりしたレントゲン撮影を行いました。

レントゲンを見た先生は首をかしげながら

『特に何も見えない』と…

ただその先生は股関節専門ではないため違う曜日の股関節専門の先生に受診するよう言われ2週間後の股関節専門の先生の予約を取りました。


その頃の私は痛みは相変わらずで普通に歩くこともできず、それでも専門の先生にかかれば原因も分かって対処法も見つかるのではないかと希望を持っていました。


そして待ちに待って迎えた2週間後の診察。

股関節専門の先生は前の先生と同じように足を持ち上げたりひねったり。

そして再度股関節のレントゲン。

そのレントゲンと持ってきたMRIを見た先生は

『特に何もないんだけどな』


あれ?デジャヴ?

2週間前の股関節が専門じゃない先生も同じ様なこと言ってましたけど?


なんて心の中で思っていても口には出せず。


かろうじて、ならばなぜこんなに痛いのでしょうと問いかけた私に先生は

とりあえず種類が違う痛み止めを処方してみてそれでも変わらなければ3か月後位に違う検査(麻酔を股関節に入れて痛みが取れるかどうかの検査。痛みが取れれば痛みの原因が股関節だとハッキリする)をしてみようかと答えました。

私は痛みの経過が長いことからもっと早くその検査をする事はできないのでしょうかと聞いたところ


結構大がかりな検査でそんなに簡単に行えるものではないがどうしてもというなら1か月早めて2か月後にしましょう

痛み止めを2か月出します

それで治れば検査もしなくて良いです


と先生は答えました。


また帰り際T字杖を使っている私に

『まだ若いし背も低くないのにT字杖は大変だろうからスキーのスティックが良いんじゃないか』

とアドバイスしてくれました。


ただ、痛みで日常生活に支障が出ているのに途中の様子も聞かずに2か月も薬を出すこと

なぜ痛みが出ているのか追求しようという姿勢がみられないこと

杖のアドバイスより杖を使わなくて済む方法を教えてもらいたかったこと

診察直後から私は先生に対してこのような思いや不信感がありました。


今回受診する事で色々解決できるのではないかと希望を持っていただけに今回の結果は私の気持ちをどん底に落としました。

それでももしかしたら痛み止めが効くかもしれないと一縷の望みをかけ内服を始めました。