赤字額は約2億円(買収劇-その5)
先方欧州部門の事業損益は、やはりこちらの読み通り2~3億円の赤字でした。
先方は「経常利益にはふれなかったもののEBITDAは黒字であるが償却費を計上すると赤字になる。」「売上高は16億円」
固定費等私の仮定が大体合っていたとすると、約2億円の赤字ということになります。
*EBITDAはWIKIPEDIAに詳細が書いてありますが、
税前、利払い前、償却前、特損前 利益のことです。
純粋な当年度に儲けられたキャッシュの量といっていいでしょう。
これと併せてよくEBITDA比率というものが企業買収には用いられます。
分子を総投資額とし、分母にEBITDAを据えます。
前述のキャッシュ何年で回収できるかを表示できます。
(税を払いながら計算するPOT(ペイアウトタイムやIRRとは少し違いますね))
これ似た比率にPERというものがあります。
分子に株式時価総額、分母に当期利益を置きます。
時価総額が当期利益の何倍かを表すものでおもに投資家が用いる指標です。
投資家の収益の源泉は当期利益だからこちらを用いるわけですが、
企業買収にはEBITDA比率の方が適切なのでしょう。
さて、弊社は欧州で先方の足元を見すかした発言(や質問)を行い、序盤戦はこちらの圧勝といったところでしょうか。当社は、当社資本と技術導入および品質管理ノウハウ提供の代償51%以上を要求して話は進んでいます。
次回は今月末に先方が来日します。今回の要求で一旦は話が決裂すると思いますがそれもこちらのシナリオの内です。さて、すこしづつ面白くなってきました。
ではまた^^