あなたは、あなたに対して良きアドバイスをしてくれる人が何人いますか?
年上・目上の意見をしていただける方をメンターと言います。
仕事においても趣味においても、自分に良い意見を言ってくれる人がいる、と言うことは精神的な柱になります。
私には何人かのメンターがいるのですが、その一人に友人がいます。
友人は、私に何の見返りも求めていないので、素直な意見をくれます。
私の方向が間違っていたら指摘してくれるし、何よりも相手の意見を聞き入れやすい。
ことさらお酒が入った席では本音で言い合えます。
かけがえのない存在だし、刺激を受ける存在です。
そんな友人が面白いことを言っていました。
ある年代になると、自分に意見を言ってくれる人が少なくなる。
だからそういう人は、占い師に最後の一押しをしてもらうことがある、と言うことです。
確かに、雑誌やテレビ番組の占いによって、今日は慎重に行動しよう、とか、今日はラッキーな日だから外に出て新しいことにチャレンジしよう、と思ったりします。
人は誰でも悩みがあるものです。
その悩みを解決するために、良い意見を求めるのは普通でしょう。
私は『コーチ』と言う職業柄、アドバイスをする機会が多くあります。
でもそんな時は、相手が本当に悩んでいることを意識し、最善のアドバイスをしなくてはならない、そう改めて実感しました。