今日テレビを見ていたら、中村勘三郎が大変興味深いことを言っていました。
(中村勘三郎も他の人から聞いた話だそうです)
最近、個性とか、型破りとかが叫ばれているけど、基本がない人間が、人と
変わったことをするのは、”型破り”ではなく”形無し”だ、ということです。
なるほど、と思いました。
スポーツも同じです。どんな種目のスポーツをするのにも、走る、止まる、飛ぶ
投げる、などの基礎動作がしっかり出来なければ、器の小さなプレーしかできず、
後々に個性を発揮しようとしても、そのときには足元が既にぐらついている、
なんてことになります。
目の前のプレーに全力を尽くすのはもちろん、将来を見据えて、どんな可能性も
受け止めることができる大きな”型”を作っていくことが大切になります。
その上に生まれ持った個性を乗っけていく、というのはいかがなものでしょうか?