子供のころの話

うちは父母と兄、私、弟の5人家族です。

祖父母、親戚はみんな遠方に住んでいました。

帰る場所は家しかなく、
逃げる所はなかった

私は母からよく暴力を受けていました。

洗濯物、ごはん、アイロンがけ…
全てができていないと
何もしていない役立たずだと怒られました

ピアノが上手く弾けないと叩かれます

口答えしたら暴力です。

欲しいもの、やりたいこと言えませんでした。

逃げたかった。
どこかへ飛び出していける勇気もなかった

結局ここへ帰ってくるしかない
帰ってきたらもっと怖い目に合う…

父は帰りが遅くて
私がそんな目に合ってることを知らなかったのかもしれません。
知ってて見ないふりをしていたのかもしれません。

大人になってからも
母の足音を聞くだけで恐怖でバクバクしていました…

何故、こんな話を思い出したかというと、
今日のミーティングのテーマが「コミュニティ」で
自治会だったり
子供会だったりが在る理由を改めて考えたから

祖父母、親戚は近くにいなかった

逃げる場所がなかった

そんな思いをしている人が近くにいるかもしれない

ご近所さんとの交流
地域の人との交流
世代を越えた交流があれば

私にも逃げる場所が作れたんじゃないか

将来に希望を持てたんじゃないか

自分に自信を持てたんじゃないか

そんな風に思ってしまったのです。

ご近所で、地域で、助け合う仕組みが
助けて!て言える環境が
あれば…

面倒なこともあると思います。
世代を越えたコミュニケーションは難しい部分もあります。

何が出来るかとか
何をしたいのかとか
まだ見えてないけど、
自分にも出来ることから少しずつ
動き出していきたいと
改めて思った1日でした!