こんばんは。

入院中ですが全く眠れそうにないので、

今夜もまたこっそりPCを開いてしまった厚木です真顔

 

わたしは、

私と  娘(18歳 高3)と  実の母(70代) の

3人暮らしです。

 

今日は、母についてお話しようと思います。

 

母にも持病があります。

1つは【再生不良性貧血】国の指定難病です。

ステージは4です。

もう1つは【統合失調症】精神疾患です。

私が中学生位のころから、おかしいなとは思っていたのですが、

母が統合失調症ということが判明したのは

つい、2年前の話です。

 

わたしが小学校3年生の時、父と母は離婚しました。

当時の私は、父親のことをよくも知らずに大人になってしまいました。

 

大人になる途中に、周囲の大人から何となくは聞いたりしましたが、

そのどれもが、印象の良くない話でした。

母の口から父の話が語られる事は殆ど無かったのですが、

私の記憶の中の父はあまり家に帰って来ず、

たまに姿を見てもそれは母と喧嘩している姿しか記憶にありません。

 

父が母の髪を掴み、殴りかかるのを泣きながら止めに入った記憶もあります。

朝、起きたら壁や絨毯が血だらけとなっていた事もありました。

後々親戚の叔父さんから聞いたのですが、

父のついた嘘を母が問い詰めた際に、

父は刃物で自分の手を傷つけた事があったそう。

 

私を含め、子供を3人授かった両親でしたが、

一番下の妹がお腹の中にいるときに、

不倫相手の年上の女の家に入り浸り、

一刻も早くその女と一緒になりたいから離婚してくれと言ってきたそうです。

 

子供の我儘より酷い話だと思いますが、

父は、どうしようもない子供だったのでしょう。

実際、私が産まれた時の母子手帳に書かれていた両親の年齢は

父19歳、母26歳。

私ができちゃったから

という理由での授かり婚だったそうです。

当然、親戚一同は大反対だったそう。

 

母には申し訳ないが、私の娘が同じ状況になったとしたら

やはり複雑です。

 

母は、離婚後にどんどんヒステリックになっていきました。

私も、ある程度の知恵がついてきた年頃でしたので、

母の理不尽さに反抗するようになっていきました。

 

母は、私にものを投げつけたり、

父にされていたように髪の毛を掴んで殴ったり蹴ったり。

宝物だったコアラのぬいぐるみの首が取れるまで叩きつけたり。

 

自分自身がどれだけ殴られても母を恨むことは無かったのですが、

コアラのぬいぐるみの首が取れた時は明け方近くまで泣いていました。

 

そして、その日

母に対し初めて【憎い】という感情が生まれたのを

今でもハッキリ覚えています。

 

 

 

当時の私(長女)と母について、

のちに二人の妹はこのように語っています。

 

『あの頃は、ただただ二人が怖くて嫌だった』

 

私が、両親の喧嘩に怯えて心が痛んでいたように、

妹たちも、心が痛かったのですね…。