ミュージカル<ドラキュラ>で輝いたキム・ジュンスの感性 | Their small room

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☆ミュージカル<ドラキュラ>で輝いたキム・ジュンスの感性

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やっぱり!だからキム・ジュンス、キム・ジュンスするんだな。



ミュージカル<ドラキュラ>観覧後、一観客が言った言葉だ。
 2014年の国内初演時全席売り切れを達成し、「シャキュル(ジュンスの「シア」+ドラキュラの「キュ」を合わせた言葉)」というニックネームで呼ばれるようにされたキム・ジュンス。
 2年ぶりに世宗文化会館大劇場での再公演が行われた。 1月23日から2月9日までにわずか2週間の公演だが、現場には赤い髪のドラキュラキム・ジュンスが現場を熱くしていた。

ドラキュラの赤い髪は、キム・ジュンスのアイデア。 2014年の国内初演当時白髪のドラキュラが血を飲んで熱くなる感じを生かすために「赤毛」を思い出した。
製作陣は、最初は反対したが、キム・ジュンスとドラキュラの相乗効果は、その赤毛から始まったいっても過言ではない。

爆発的な歌唱力と渾身の演技は人を殺害することができなくて、動物の血だけを食べてきたドラキュラの本音を浮き彫りにした。美声の音色を持つ美少年の姿でキム・ジュンスは、観客の熱烈な歓呼を引き出した。

不機嫌な青い光のドラキュラ城。白髪のドラキュラが血を飲むまでの進行は、通常の音楽と相違ないと感じるかもしれない。しかし、血を飲んで赤い髪のキム・ジュンスドラキュラに変わった後は、情熱と愛が溢れる彼の魅力にどっぷり落ちないことができない。

彼はミナ(イムヒェヨン)に向かって「私はあなたに永遠の命を与えたいと思うだけですよ」と投げたセリフを覚えてみよう。現実と地獄のどこ中途のよう​​に漂っ者は、その抑止が極の終わりに達して真の愛に生まれ変わる。

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舞台セットは、中世のゴシック風の壮大さと華やかさを同時に備えている。
 4中回転の効率的な舞台構造は、劇の流れを断絶させずにがっちり支えてくれる。ドラキュラが壁にナイフを差し込むだけで世界中のどこでも、この血に染まる。ミナがドラキュラの愛を葛藤するときは、ドラキュラの歓迎が城壁のあちこちに映像影に見え隠れ。

ドラキュラが管に包まれて、天井から降りてきて、催眠状態のミナと交感する場面も異彩を放つ。バンヘルシン日当たりに追われて城に戻ったが、ただミナだけに向かって400年の最高の純真な愛を歌うドラキュラ。そして、これを同情の気持ちで見て催眠状態で彼の歌を歌うミナの姿は、二人の間に結ばれた運命の紐を体感させる。

2016年ミュージカル「ドラキュラ」はキム・ジュンスとバクウンソクがダブルキャスティングでドラキュラ役を引き受けた。初演の時と同じである。また、イムヒェヨンこのミナ役を引き受けたし、ドラキュラを追うバンヘルシン役はガンホンソクが引き受けた。この他にもミナの婚約者ジョナサンにチン・テファ、ミナの友人ルーシー役はイイェウンが演じる。






ドラキュラ'キム・ジュンス、ドラマを飲み込んでファンタジーを吐く


幕上がる舞台の一角で老朽化した古い伯爵が歩いて出てくる。曲がったなどと醜い顔をしたが、生への欲求は赤く燃え上がった。ドラキュラになったキム・ジュンスのドラマは、その瞬間から始まった。

ミュージカル「ドラキュラ」は、2年ぶりに再び観客を訪れた。初演以来、ストーリーは補完されたし、舞台はさらに荘厳た。ドラマが一層強調された「ドラキュラ」の中心には、キム・ジュンスが存在する。

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キム・ジュンスは今回の作品を通じて、400年の間に胸の中に愛を大事にしてきた伯爵ドラキュラに分する。愛する恋人を失い、神の呪いで怒りに生を持続する男。これまでミュージカルの中で平面的ではないキャラクターを多数消化したが、今回のようにメロの中心の線は初めて。ので、観客はキム・ジュンスが描き出すラブストーリーに期待をかけた。

キム・ジュンスは負担につながることを期待にひたすら演技力に応答する。時間を越えて再び目の前に現れた恋人に向けた切ない求愛と暴走する感情、悲劇につながる愛の結末まで彼描き出す愛は悲惨ほど美しく不完全が切ない。ドラマを全身で消化する彼舞台の上で最も輝くドラキュラそのものだ。

また、キム・ジュンスは、感情の振幅を特有の洗濯性に流麗に込めて作る。一層成熟したナンバー消化だけでなく、ディテールな表情の変化、ジェスチャーなどで観客に感情を伝達する。特に神に向かって呪いを込めた叫びは、ナンバーがなくても、観客の没入を高めるだけ印象深いシーンに残る。

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「ドラキュラ」のドラマはドラキュラと呼ばれる存在が付いているファンタジーを介して一層力を得る。キム・ジュンスは永遠の生を生きる呪われた存在であるというファンタジー的キャラクターを自分だけのカラーで消化する。赤い髪と派手な衣装、拒否することができない魅力がにじみ出るボイスは超越的存在を観客に刻印させる。

今キム・ジュンスはミュージカル俳優として独自の色彩をジニョトウルほど成長した。特に、「ドラキュラ」を使用して、観客たちが彼に期待していた典型を超えキャラクターを作成こなすことができる俳優というのは発表した。舞台の上で独自に輝く俳優になった彼に、観客の拍手喝采が続いている。