今回は、噛み合せの具体的なポイントを解説します。
①頭蓋骨から頚椎までを含める
②上顎骨も変化する
③側頭骨も変化する(顎関節自体の位置が変化する)
④顎関節はほとんど回転のみの運動はしない
⑤日本人と外人の咀嚼パターンは違う
⑥生理的咬合、病的咬合、治療咬合
⑦理論的理想咬合と治療咬合
⑧咬合の許容範囲は20~30μ
⑨脳の学習期間
⑩歯の感覚
まず、①~③に関して、これらの知識・理論は世界的に統一され確立していないもので、しかもいくつかの医学的専門分野に跨る部分で、それぞれデータがあっ たりなかったり、最新のデータもあり、昔からの研究データがあったり。
ですから、ここで書く内容も、
*明らかに医学的に考えて正しいと思われること
*存在するデータから
*仮説は仮説として
これらのことを考慮して気をつけて書こうと思います。
咬合を考えるとき、頭蓋骨から頚椎まで含めると言うのは、”頭蓋骨は歪む”ということが大きな理由になっています。これに関しては、日本では一般的に広まってきているようですが(歯科ではなくオステオパシーや頭蓋矯正で)、西洋医学的には世界中から歯科領域でリサーチは出ているのですが、学問的にも臨床的にも統一され確立してはいません。
ですが、実際には目が下がってきたり、顔が歪んできたりということが起こっており、特に日本では一般の人がそういう体験をして、頭蓋骨矯正などが存在し、施術を受けた人も多くいるわけで、明らかに現象として存在している。ただ、科学的、医学的に統一され確立されていないと言うこと。そのため、少し情報が混乱したり、あきらかに間違って捉えていたり・・・まあまあそう感じたりします。
現在の歯科でも”顔”は、歯の位置や審美歯科の判断基準として評価しますし、そのときに”歪んでいる”状態も認識されるのですが、”変形”として捉えて評価し、治療を行います。変形と捉えるということは、”変化しないもの”ということで、何もしないか、ひどければ外科矯正や顔面の形成外科(Facial reconstruction)をおこなってしまいます。
“小顔矯正”という呼称で最近は言ってますか。押して治す。押したら目の位置が、鼻の曲がりが・・・治る?歪みがとれる?
変形じゃないの?
23個の骨の集合体である頭蓋骨の骨と骨のつなぎ目(縫合)は動くと医学的に言ってなくても世の中では声高らかに言ってしまってると思いますけどね。
本当に変形でしょうか? 笑
歪むなら?従来の歯科治療に大きく影響がでてきます。例えば、上顎骨は左右で2つあり、真ん中(正中)でつながり(縫合)、頬骨や目玉の入っているくぼみ(眼窩)の一部を形成しています。もしこれが歪むなら、上顎の歯の位置も変化します。簡単に言うと、上アゴも動きます。これは大きなことで、下アゴが動くのは分かると思いますが、上アゴも動いたら(偏位)?従来の噛み合せの診断や治療が全然違ってきてしまいます。
ということは・・・審美歯科もインプラント治療も噛み合せに関わるので、然り
上顎も動くのです。
顔面矯正、小顔矯正をやってる皆さん。
歯の位置まで動かしちゃって・・・噛み合わせ変えちゃって・・・だいじょうぶなんでしょうね??
上図の黄緑色の部分が上顎骨です。
顔面矯正をおやりの皆さん動かしてるその骨の内側には脳があり各違う骨に脳は跨がり乗っていて“弾力性のない硬い膜”硬膜でその脳は包まれています。もっとえばその脳硬膜は二層になっていて骨膜につながり動かしている骨も包んでいますよ。人為的な力を加えるときそこまでの影響を考えて動かしてるんでしょうね・・・?
美しくなって病気になった。美しくなって歯を失ったはしゃれになりませんよ。
おーこわ。
すいませんついつい否定的な言葉を書いてしまいました。
けど直さないでおこう。
よろしくどうぞ。

