歯周病について書こうと思って纏めようとするとなかなかに書きたいこととその先で最終的に治すとか治るとかいう部分で頭の中にある答えに靄がかかってしまい、しっくりとこない・・・まとまらないんですよね。勉強が足らないのかもしれませんね・・・。

でも書く。書きながらまとめようかな。

先ずは『定義』歯周病の定義。

定義・・・概念の内容を限定すること。すなわち、ある概念の内包を構成する本質的属性を明らかにし他の概念から区別すること。その概念の属する最も近い類を挙げ、さらに種差を挙げて同類の他の概念から区別して命題化すること。例えば「人間は理性的(種差)動物(類概念)である。   by困った時の広辞苑

因に

概念・・・事物の本質を捉える思考の形式。  by広辞苑

日本歯周病学会が記すところによると
歯周病の定義・・・歯周病は歯周疾患とも呼ばれ、歯肉、セメント質、歯根膜、および歯槽骨よりなる歯周組織に起こる全ての疾患を言う。ただし雌蕊疾患の結果として起こる根尖性歯周炎、口内炎などの粘膜疾患および歯周組織を破壊する新生物(悪性腫瘍等)は含まない(日本歯周病学会)

とあります。

疾患をネットで調べると『病気』と出てきて、illness(病気)は「不健康な状態」を意味し、disease(疾患、疾病)は「病気の原因」を意味するが両者はしばしば混同される。とあります。

そして日本歯周病学会のページを呼んでいると歯周病はプラーク中の口腔細菌が原因となって生じる炎症性疾患。とありますが歯周組織に起こる全ての疾患がプラーク中の口腔内細菌からのみ引き起こされるものではないと思うのでおかしなこと言ってるなあと感じてしまいます。

炎症のところで書きましたが炎症が引き起こされるのは細菌、ウィルス、微生物由来。外傷に当たる力由来。アレルギー。
疾患は炎症ありきと考えると細菌に絞って言い切ることは理解が危うい気がしてなりませんね。

そして歯周病は治りますと言い切っている先生が多くおられるのですが、その先生方の述べている『治る』と患者さん側の考えている『治る』はきっと同じものではないだろうと思えてしょうがないのです。

ここ辺りのイメージが不一致を起こしているだろうなという意識に靄がかかっているというか・・・すっきりしないんですね。

みんなが隠しているのか?言うと何か不都合があるのか?あんまりどこを調べても書いてないのですが、私が歯周病を紐解いて行く時に重要になるものは幾つかあるのですが、その一つに歯根膜への影響のことがあります。

ちょっとここから先は絵などを用いないとわかりづらいのでまた後日書くとします。

今日はなぜだろう・・・ぜんぜん忙しくなかったのに眠くてしょうがない・・・

明日もまた桜通り歯科クリニック

よろしくどうぞ・・・。