丸谷元人氏が南太平洋問題に関わるようになった原体験  リアルインサイトより

おはようございます。
リアルインサイトの中森です。

先日は、私からのメルマガはお読み頂けました
でしょうか?
(初回にも関わらず写真の添付を失念
しましたことを、深くお詫び申し上げます。)

その際、南太平洋戦略の第一人者で、
ジャーナリストの丸谷元人氏を下記URLにて
ご紹介しました。
http://www.realinsight.tv/

そこで、今回は、丸谷氏が、
なぜ南太平洋の問題に深く関わる
ようになったのか、

その原体験を、丸谷氏ご本人の
著書から抜粋してお伝えさせて頂きます。

(以下、著書抜粋)

豪州の大学の研究者たちは「日本の戦争」の
歴史的意味合いについて、

私のような一劣等生に対してでさえ、
得意の「アカデミック」な土俵で対抗
できなかったが、

まさにこの部分に、あの戦争を語る上で
いつも出現する根源的な「問題」が
隠されている。

つまり戦後の国際的枠組みの中では、
「日本=悪」が絶対的に正しく、

有色人種たちはほとんど日本人を
憎んでいる(憎まなければならない)
という図式が、

今日でも旧連合軍の基本的な
了解事項であり、「常識」である
ということである。

だから私がパプアニューギニア人
ガイドと話していた時に抱いた
「恐れ」なるものも、

結局のところ、

「どうせ最後は『お前達日本人は
残虐だったし、悪かったのだから、
謝罪すべきだ』と言われるに違いない」

という「いつもの『お約束』的な結末」
を意識したものだったのだ。

しかし、私が抱いていたのは全くの
杞憂であった。

彼らはむしろ、かつての日本人を
賞賛し、今でもその帰りを待っている、
と言うのだ。

「なぜ、負けると判っていた日本兵を
助けたのですか?」
不思議に思ってそう問うと、

ガイドの男は、
「祖父達は、目の前で苦しんでいる
あなた方の国の人達をとても放って
おけなかったのだ」と答えた。

しかし、いくら哀れでも、
命を賭けてまで見知らぬ外国人を
救うものだろうか。

我々へのリップサービスではないか。
そう思ったので、

「でも、もし日本を助けたら、
必ず後で連合軍にやられるのは判って
いたでしょう?」と畳みかけると、
相手はこう言った。

「戦争が始まるまで、我々はずっと
白人のマスター達に奴隷のように
扱われていた。しかし、日本の兵隊は、
白人とは違った。

日本軍は、同じ有色人種として
一緒に白人を追い出そう、そして独立
しよう、そのために我々はここまで
来たのだ」

と言ってくれた。

彼らは我々と同じものを食べ、
同じ小屋に寝泊まりしてくれて、
大変に子供達をかわいがってくれた。

真に人間扱いをしてくれたのは、
ジャパンが初めてだったのだ。

私達はそのことが嬉しかった。
だから、そんなジャパンの兵隊が
死にかけているのを、我々は放って
おくことはできなかった」

その話を聞いて、私は胸が締め付け
られるような感覚に陥った。

瀕死の日本兵を助けたというような
類似の話は、他の地域でその後何度も
聞くこととなったし、

凄惨な事実ではあるが、そんな人間
としての情を我々の祖父達にかけて
くれたせいで、

何百人もの心優しき現地人が、
戦後、ほとんど裁判もなしに
連合軍に処刑されたという話
を各地で聞いた。

欧米人は、「未開の原住民」
によるそのような行為を、

許しがたい「裏切り」として
捉えたのだ。

それなのに、パプアニューギニア
の古戦場を歩いていて、

明白な「敵愾心」や「反日」の
感情には全く遭遇しなかったばかりか、

彼らは、日本人だというだけで
我々の周りに集まり、

時には踊り狂わんばかりに喜んで
くれたのである。

東部ニューギニア戦線に投入された
16万とも言われる日本兵のうち、

最終的に8千人ほどが祖国日本に
帰ったとされるが、

その中には、そんな現地民に命を
救われたおかげで帰還できた人も多い。

今、日本の各地で普通に暮らし、
町の中をスマートフォン片手に
歩いている一般人の中にも、

パプアニューギニア人によって
命を救われた結果、生きながらえた
人達の子や孫は何千人、
何万人といるはずなのである。

しかし、我々はそのことを完全に
忘れてしまっている。

我々日本人は、この国の人々に
大変な「御恩」がある。

返しきれないくらいの御恩がある。

しかし、そのことをほとんど
誰も知らないのだ。

(以上、著書抜粋)

少し長文となってしまいましたが、
ここまでお読み頂いた方は、

私達日本人は、知らず知らずのうちに、
大の親日国に対する裏切り行為を働いて
しまっていることが分かります。

私も丸谷氏に出会うまでは、
かつての仲間から受けた恩を仇で返すか
のように、南太平洋に無関心でした。

南太平洋諸国には、今も700語もの
日本の言葉が残る国があります。

その国を日本が統治し固い絆が
生まれたために、この国の人々は、

アメリカが50年間反日教育を行っても
信じず、常に国連で日本に一票を入れて
くれます。

その国と日本との物語には感動で
涙が止まらなくなりますが、

その国が独立した時、日本は誰もその国に
行かず、電報も送らなかったのです。

そんな不義理を、二度と繰り返しては
いけないと思います。

パプアニューギニアのみならず、南太平洋の
多くの国々が、私たちを心底信頼し、

今でも日本人がかつての約束を守ってくれて
いるという、紛れもない事実を、丸谷氏の話を
通して、知ってください。
http://www.realinsight.tv/

そして、
そうした国々と、もっと絆を固くするために、
手をつなぐための活動に歩き出しましょう。

皆様とともに、よりよい未来を創って
いけることを、心より楽しみにしています。

それでは、また。
今日も皆様にとって幸多き1日になりますように。


リアルインサイト 中森 護

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