実際に抗がん剤治療を始めてみて、あらためて思うことがいっぱい。

そして、自分ががんにどう向き合っていこうとしていたかがすっかりわからなくなった。



ややどころか、かなり混乱だ。





まず思うのは、この治療は本当にやりたい治療だったか?


副作用が出てきて一気に動けなくなって何もできなくなって、これがずっと続くわけではないだろうけど、回数を重ねるごとに副作用も重くなったりして、それは私が望んでいたことだったんだっけと考え始めたらゆうべは眠れなくなってしまった。




この最初の抗がん剤治療までは、ものすごく納得して進んできたはずだったのに、そもそもあまりきちんと考えずに決めてしまったような気がし始める。





これをあと5回やる。

それに半年くらいの時間を使うことになる。


この治療をしていなければ、今年の夏山は行かれたんじゃないか?

そうやって、やりたいことをやるはずだったんじゃないか?




それをあきらめて、あげく1年で再発なんてことになったらそれこそ何のためにこの治療を始めたのかわからない。







でもやらない選択はなかったんだな。

この治療に進んでいくのは私の中では自然なことだった。




そのわりに副作用が出る期間の過ごし方、その準備は全然できていなかった。

今ものすごく困っている。

食べたいと思うものがあっても作る気力がない。

足りないものを買いに行くこともできない。




副作用が思いの外きつくて、それにショックを受けているのが今ということなんだろう。

症状が落ち着いてくればまた頭の中も整理できるか。








お腹の傷がキレイに治ることばかり考えていたときが既に懐かしい。





ネットを見ていると、標準治療以外の治療や他院への転院や、ものすごいエネルギーを使って全力で立ち向かう方のブログに出会ったりする。


そうする必要は私にはないと思っていたはずなのに急にそれでいいのかと思い始めたりしている。



ふたつと同じ経過がないがん治療で、人の経験に振り回されてはいけないとわかっているのに。





ただただ痛いこと苦しいことができるだけ少ないようにと願っているだけのつもりだったが、案外そうでもないんだろうか。

よくわからなくなった。








前向きな元気な投稿にならないが、この混乱もひとつの記録。

あとできっと自分の役に立つときもあると思うので、そのまま残します。