当日、やってきたのは汚嫁と父親のみ





母親はいなかった




尋ねると、体調が悪いとのこと




「そりゃ、娘がそんな裏切り行為をしたってわかったら体調も崩すだろう」




そんな風に考えた








そして、二人は部屋に入るなり土下座




父親「本当に、本当に申し訳ありません…○○クン…ウチの娘が申し訳ない…」




その姿に白けながらも、僅かに罪悪感を感じた




それは不倫発覚からここまでの間で、この汚嫁の父親が体調を崩したのを知ってるからだ




重症肺炎で腎機能悪化し透析の手前までいったらしい




それを最初に聞いた時に俺は思った











天罰だ、と




自分を欺き騙した報いが、汚嫁の代わりに父親に降り注いだのだと




ただ、父親がモチロンそんな罪はないのは知っている




それに、自分にとっての義父だし、子供達の祖父である




だからそれを聞いたとき、汚嫁に子供を連れて実家に帰らせた、仕事を休ませて





その2週間後に父親は無事退院した





因みに、それまでに父親は不倫の事実は言われておらず、知ったのは連れ去りのあとだった




その父親が、土下座までしていることには僅かに罪悪感を感じるのは仕方がないこととも言えた