ブレードランナーのレプリカントは2016年製 | 趣味の部屋

ブレードランナーのレプリカントは2016年製

画面を見ていただくと分かるが、ネクサス6型 2016年2月14日製造とある。それからファンンクションはミリタリー/レジャーとある。

字幕では「これは兵隊慰安用のカワイコちゃんタイプのプリスだ」

 

フィリップKディックがブレードランナーの原作「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」を書いたのが1968年ごろ。  

リドリースコット監督がブレードランナーを撮ったのが 1981年ごろ。

その頃は、いずれもまだしばらく先の未来だった2016年あたりには、人間そっくりで人間以上の知識と運動性能をもつロボットを製造できる事だろう。という前提で、彼らはこのSF作品をつくったのだった。映画ブレードランナーを見ると2016年どころか2100年頃ではないかとさえ思える。

 

残念ながら2016年の現在、ソフトバンクの店頭等に可愛く立っているペッパ―君程度のロボットしか作れてはいない。日本国内で人間そっくりのロボットを研究している方がいるが、まだまだ自分で歩いたり考えたりするところまではとても到達してはいない。

 

懐かしの漫画、鉄腕アトムは10万馬力で空を飛び、8マンは飛んでくるピストルの弾をつかむ早業を見せる。いずれも優れた電子頭脳を持ち、超小型原子炉をもつスーパーロボットであった。

ブレードランナーに出てくるネクサス6型はアトムや8マンよりずっと性能が低いが、それでも現在の科学力ではまだ遠い夢物語である

人類はいつになったら、まともなロボットを造れるのだろうか?せいぜい喫茶店で、お盆のコーヒーを客席に運ぶ程度で精一杯のロボットでは・・それなら自給800円でアルバイトを雇った方が安い。手塚治虫先生の火の鳥シリーズにロビタという人間に忠実な家事お手伝いロボットが出てくるが、これですらあと何年経てばで実用できるだろう?

 

危険な福島第一原発事故現場で、人間に代わって黙々と作業するようなロボットがいたら・・・ 事実、開発途中のロボットを派遣したが壊れて戻ってこれなくなったらしい。(^_^;) 

 

SF作家フィリップKディックが考えていた未来より、人類の現代のロボット技術はまだまだ発達していないという事だ。

オレが生きている間にネクサス6やターミネーターT800を誰か作ってくれー! 

人は可能な事のみ想像する、というが では高性能ロボットもタイムマシンもいつかは実現するのだろうか??

 

 

して 映画ブレードランナーの舞台である2016年のロサンゼルスは、100階建て以上のビルがいくつもそびえ 垂直上昇機能付きエアカーが縦横無尽に飛び交う凄い世界であった!